酒・食・名店

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2007/07/28

酒屋さん飲み屋さんはあなたをどうみているか<その1>

私は酒販店、料飲店を対象にした日本酒の研究会を定期的に開いているが、面白い話が皆んなの中から時折出る。店側がお客さんをどう思っているか、そのいくつかを紹介しよう。

 最も多いというか、酒販店が腹立たしく思うのが、本醸造酒に対する消費者の見識の低さ、だという。純米酒だけが日本酒であって、添加物が入ったものはニセ物とだという。人によっては本醸造酒は毒でも入っているような言い方をするお客もいるそうだ。

 本醸造酒はラベルの原材料表示をみてわかるように、米、米麹、醸造用アルコールと明記されている。純米酒には表示されていない醸造用アルコールが消費者は気になるのである。

 この醸造用アルコールとは、アルコール度数45%以上の原料用アルコールで、原材料はとうもろこしなどの雑穀をアルコール発酵させて蒸留、95%ほどの純アルコールを製成したものだ。

 つまり焼酎甲類でありスピリッツと同じものである。醸造用アルコールの添加された日本酒を毛嫌いする人たちは、焼酎や缶チューハイ、スピリッツをも飲まないのだろうか。純米酒しか飲まないという純米酒派の人たちに酒販店や飲食店の人たちは疑念を抱いているわけだ。

 従って醸造用アルコールは当然、毒物ではない。





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