酒・食・名店

Column Title : 

  •  PR  
2008/11/29

酒の旅人・信州路 松茸三昧の贅沢

今年は「松茸三昧」の日が何日もあった。こんなに食べたのは一生のうちで初めてで、もうそんな贅沢を味わえることは恐らくないと思う。

仕事の関係で信州の上田市に、今秋だけでも4回も出かけた。そのたびに上田の山奥に入った鴻ノ巣山の松茸小屋に向かった。上田は言わずと知れた松茸の名産地である。

出されたのは、鉄板焼き、土瓶蒸し、鍋物、一本丸ごとのフォイル蒸し、天ぷら、炊き物と、どれも松茸がいっぱい入ったコース料理である。すべて食べ尽くせば若者でもお腹かいっぱいに膨れる満足料理だ。

松茸小屋のある一帯は当然、松林に囲まれていて、あの林の奥には松茸が生えているんだろうなぁ、と思わせるうっそうとした場所だ。毎年9月下旬から11月中旬までがシーズンで、松茸が採れなくなれば小屋は閉められる。

「小屋」というくらいだから、小さな部屋を想像してしまうが、大広間並みのだだっ広い空間がいくつかに分かれている。仕切りがビニールシートで、シーズンも終わりに近づくと、冬を思わせる冷たい空気が隙間から流れ込んでくる。





この記事のトラックバックURL: