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2008/09/13

酒の旅人・街道筋の蔵 山陰道・出雲路 その4 世界遺産の町大田と「石見銀山」一宮酒造

松江を後にし、再び出雲路をさらに西へ向かう。宍道、今市を経て大森宿へ。目指すは最近、世界遺産になって話題を集めている石見銀山だ。

米田酒造の上濱杜氏は先代の仙田利夫杜氏の後を継いで、今期から杜氏になった。共に出雲杜氏である。酒造りはもちろん寒造りだが、仕込みが終わる4月からは地伝酒、みりん造りも始まっていく。新酒の仕込みがスタートする11月上旬までにすべて終わらせるため、一年中、蔵では作業が続いている。

「効率的になっている点では便利だと思います」

お酒はいくつか利かせてもらったが、純吟1.8リットル2993円がコクのあるどっしりした味わいで、一番のお勧めである。



地のものにピッタリ寄り添う「石見銀山」特別純米
松江を後にし、再び出雲路をさらに西へ向かう。宍道、今市を経て大森宿へ。目指すは最近、世界遺産になって話題を集めている石見銀山だ。

この銀山跡は島根県大田市にあるが、ここにはそのものズバリの主力銘柄「石見銀山」を持つ一宮酒造がある。浅野浩司蔵元(46歳)とは親交があり、夜、1杯飲ろうと約束。この日は家族全員で迎えてくれた。太田市内の居酒屋「楽」(電話0854-82-8082)へ繰り出したのだが、ここは島根県の地のものを使っていろいろと出してくれる。

「石見銀山」の特別純米がこれらの料理にピッタリ寄り添って、杯はどんどん進んでいく。浅野一家には男児はいなくて、娘は三人姉妹だ。年頃を迎え、当然、跡取りが話題になる。家族で相談した結果、真ん中の理可ちゃんに決まった。現在、高3で来春、東京の大学に入学の予定。醸造学を基礎から学び、ゆくゆくは蔵を継いでいきたいという。じゃじゃ馬娘だが、蔵を背負っていくにはそれぐらいの性格がちょうどいい。





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