酒・食・名店

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2008/02/02

酒の旅人<2>

米沢牛をいただいておいて贅沢を言うのも失礼な話だが、人間そこそこが大事だなあ、と思う。霜降りの最高級の米沢牛だったのだが、あまりにも美味過ぎて、喰い意地が働いてたらふくいただいてしまった。後で考えると、赤身も一緒に食べてそこそこの美味しさを味わえばよかったと思う。それでも充分、至福の至りになれるものを、贅沢過ぎるのは禁物である。もともとそんな上等な人間ではないのだから、分相応という言葉もある。自戒したい。

 そんな美味を体験してその日は近場のホテルに泊まり、翌日は山形のそばと米沢ラーメンを食べに出掛けた。以前、笹野のそば屋でおばさんが手打ちでしたものを食べて感動した体験があったからだ。とくに「そばがき」は絶品だった。今回もそれを狙ったが、あいにく休みという事で街中の「弥平」というそば屋に入った。いわゆる田舎そばで、麺は太目。通の人たちにはいいらしいが、東京のそばに慣れてしまっている者にとっては、ボソボソ感が強過ぎて食感はイマイチだった。が、つゆは滅法美味しく、それで充分そばは美味しくいただけた。
 米沢ラーメンは全国的にも有名らしい。喜多方ラーメンが東京では有名だが、米沢はその本家だったという。ちぢれ麺で、鶏ガラの出汁主体ながらにぼし味がしっかり利いていて、確かに美味い。さっぱり食べられる。そば、ラーメン共、米沢の街中に店はいくつもあるので、出掛けた際は挑戦してみるといい。





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