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2008/01/19

1升ビンに想う

 先日、1升ビンをちょっとした油断で床に落としてしまい、木っ端微塵に割れてしまった。床はタイル張りの床だったが、こんなに物の見事に割れてしまうのか、貴重なお酒を失ったショックと一緒にしばらく呆然と立ちつくしてしまうしかなかった。

 お酒を落として割ってしまったのは、これで2度めである。1度めは、もう15年ほど前になる。「越乃寒梅」の希少なお酒を手に入れてウキウキ気分の時に、やはりタイル張りの床に落として割ってしまった。バシャーン。少しでも飲める部分はないか、一瞬でも卑しい飲ん兵衛のさがで思いつくのだが、粉々に割れてしまったビンからは掬いとれるお酒は一滴もない。
 しかし考えてみると、1升ビンはこんなに簡単に割れてしまうのだが、お酒を飲み出して40年近くになるのに2回の経験しかない、というのは経験として少ないように思う。40年も毎日飲み続けているのだから、ビンを割る位、もっとあっても不思議じゃない。私の場合、仕事上でも1升ビンを年中取り扱っているのだから、もっと割った経験があったっていい。
 月刊ビミーでももう大分前、そんなアンケートをとった事があった。30名ほどの毎晩、晩酌をやる人たちに酒ビンを割った経験を聞いたのだが、割った経験のある人は確か5〜6名しかおらず、意外に少ないなあと思ったものだ。しかもその経験者たちにしても1〜2回の経験しかなく、案外割らないもんなんだというのが解った。








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