酒・食・名店

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2007/12/08

こんな近場に名酒があった。

「田むら」というお酒を皆さんはご存知だろうか。まだ発売して3年足らずだが、ジワジワと人気が出てきて、酒通の間でも話題になっているようだ。

醸造元は酒銘「嘉泉」で知られる田村酒造場、東京の福生(ふっさ)にある。


人気が人気を呼んで、最近は品薄状態と聞いていた。流通を担う酒販店にとって、早目に確保しておきたい、まあプロの酒屋としては当然なのだが、「是非、蔵に連れていってほしい」という事で、先般、酒販店5名を同行して出かけた。

とにかく福生である。東京駅から乗ったところでJR青梅線特快で行けば1時間ちょいで着いてしまう。とにかく近い。駅からは南方向にてくてく歩いて15分でたどり着く。
昔、「福生駅から田村家のある蔵まで、他人の土地を通らずに行けた」という話を聞いた事がある。私は田村誠一郎蔵元とは仲良しだが、直接聞くのは何となく憚れたので真偽のほどはわからない。ただ古くからの大地主であった事は確かだし、噂話が本当である、と思わせてしまうあたりが旧田村家の凄さといえるだろう。
蔵は当然の如く、驚くほど広い。
巨大な2本の欅が空に向かってそびえ立っている。推定でしかないが、樹齢700年とも1000年ともいわれる樹木だ。秋の紅葉の季節になると、枯葉を処理するだけで4tトラックが何台も必要になるという。根っこをよくみると、この2本の巨大欅はひとつに繁っているようだ。長い長い歳月の中で、お互い支え合って生きてきたのだろうか。蔵はこの樹木のおかげで涼し気な一角を確保する事ができる。




 





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