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2007/09/11

バームクーヘン、バウムクーヘン、どっち?

日本の初バウムクーヘンは、ユーハイムから。
時代は、第一次世界大戦真っ最中。
ドイツのカール・ユーハイムが中国の青島で洋菓子店を営んでいたわけですが、
日本に強制連行され、横浜で創業したのが、ユーハイムの始まり。
その後、関東大震災の影響もあって、夫妻で神戸に移住し出店。
当時、見るも新しいドイツ洋菓子店は評判となり、谷崎潤一郎「細雪」にも
取り上げられた程の人気ぶりだったということです。

         (スタンダードな味わいでした)

そもそも、ドイツ生まれのバウムクーヘン。
一説によれば、発祥はポーランドだった?とも言われており、
そのあたりは、あやふやなところですが、
一般的にはドイツであると認知されております。

バウムクーヘンもザッハトルテさながらの継承者争いがあったものの、現在は沈着化。
ドイツのザクセン・アンハルト州ザルツヴェーデルの「オスカー・ヘニング(Osker Hennig)」が、
本家のレシピを引き継ぐ正当な継承店となっております。
HPではネット購入が可能。ただし、すべてドイツ語で読み取るのが大変でした。


日本のバウムクーヘン人気は、本場を凌ぐものがあり、
各洋菓子店で名品が生み出されております。
※お店によっては、「バウムクーヘン」を「バームクーヘン」と記載することもありますが、
  今回は、すべて「バウムクーヘン」と統一して記載いたします。


巷で評判なのは、たねやのクラブハリエ。
ネット購入が可能ですが、東京では日本橋三越と横浜高島屋。
大阪では、阪神百貨店のみで購入が可能。

ホワイトデーやバレンタインデーは早朝に出向くか、
特に予約をしないと購入は出来ないでしょう。
数年前のホワイトデー。私は仕事帰りに日本橋三越に急行したのですが、
随分と前に売り切れたとのこと。店舗前では愕然とするカップルが何組も佇んでおり、
中には言い争いにまで発展するカップルも出る始末で、悲惨な有様でした。
背後では、全く違うスイーツ店員から「こちらならまだあります!」と声をかけられ、
さながら、残党狩りのような様相でした。甘党として、お恥ずかしい話です。

                             (あまりにやわらかすぎて、年輪が消えて見えます!)

初めて食べた際には、あまりのうまさに輪切りにして売るのではなくて、
骨付き肉のように、棒売りにしてかぶりつきたい、という衝動にかられました。
店舗から立ち上る焼き上がりの匂いは、甘党にはオーラのように感じられます。
程よい甘さにしっとりとした舌触りに、
フォンダン(周りを覆う砂糖衣)のシャリシャリとした歯ごたえが最高です。


次にご紹介するのが、銀座文明堂の天下文明極上バウムクーヘンですが、
ネーミングと共に味もおすすめな逸品です。





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