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2007/10/26

定番中の定番に隠されたアナザー・ワールド 〜烏龍茶〜

中国茶。色々な品種を取り上げてきましたが、今回は、僕ら日本人に一番馴染み深いお茶をご紹介したいと思います。

日本で最も知名度が高い中国茶といえば、何と言っても烏龍(ウーロン)を置いて右に出るものはないでしょう。

コンビニやスーパー、居酒屋からイタリアン・レストランに至るまで、ありとあらゆる場所で扱われており、もはや“中国茶”という認識すら薄れてしまうほど日本国内で普及しています。

けれどその中で、正真正銘の烏龍茶はどれだけあるでしょうか。あなたは本物の烏龍茶を飲んだことがありますか?

烏龍茶というと、半発酵の青茶に分類されるお茶の総称として用いられることが多いのですが、本来は“烏龍”という品種の茶樹の葉から作られるお茶だけが烏龍茶なのです。

つまり、日ごろ烏龍茶と呼ばれているお茶も、厳密にいえば烏龍とは別品種の青茶の一種であるケースが、実は非常に多いのです。



例えば、ペットボトルに記載の原材料を詳しく見てみてみると、「烏龍茶」として販売されている商品でも、複数の品種がブレンドされているものがあることが分かると思います。

もちろん、それが悪いということではありません。

本場中国においても、青茶全体を指して烏龍茶と称する場合がありますし、決して呼び方自体が間違っている訳ではないのです。

ただ、時代の変遷や製品化されたお茶の商標などの影響により、烏龍茶という呼称が示す意味が変わってきているという事実を踏まえておくと、頭の中が整理しやすくなるのではないでしょうか。


ところで、烏龍茶は「苦い」というイメージがありませんか?

そのイメージは、間違いではありませんが正しくもありません。さて、一体どういうことでしょうか。





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