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2007/10/19

純粋無垢な白色世界を味わう 〜白毫銀針(はくごうぎんしん)〜

みなさんは“白” という色から、何を連想しますか? また、どのようなイメージを持っていますか?

シャツ、雪、かすみ草、清潔感、純真、無、ナチュラル、高貴、新しさ・・・

人によって出てくる答えは様々で、興味の対象や身近なものを思い浮かべることが多いと思いますが、いずれにしても基本的に似た方向性での回答になるのではないでしょうか。

ちなみに僕の興味の対象から考えると、やはりお茶陶磁器でイメージしてしまいますが、まずやきもので“白” といえば、白磁でしょう。

左の写真は、当コラム第六回目(2007/09/14 掲載分)に、龍井茶を淹れる際に使用した玉露茶器でご紹介した有田焼中村清六先生の作品です。

この記事が掲載される頃には残念ながら既に終わってしまっていますが、十月初旬に僕の店で清六先生の特集展示を開催した際の様子です。

一般的に白磁の器には「冷たい」という印象があると思いますが、清六先生の白はとても温かみのある柔らかい白。その優しい作品から、清六先生の人柄が窺い知れるようです。


では、お茶の世界ではどんな“” が存在するのでしょうか。

日本茶では、玉露や煎茶を製茶する際に取り除かれる茎の部分を集めたものを、白折と呼びます。
白折は、茎茶ならではのスッキリした清々しい香りが特徴で、独特の風味を持っているため好みが分かれるところですが、好きな人はやみつきになってしまいますので、興味があれば一度試してみることをおすすめします。

さて、中国茶の世界ではどうでしょう。

中国茶では白茶というカテゴリがあります。これは以前(2007/08/31 掲載分)にもご紹介したように、製法や発酵度の違いで色分けされる6大分類のひとつで、主に福建省で生産されているお茶です。

今回はその中から白毫銀針をご紹介しましょう。







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