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2007/10/12

最も高価な中国茶とは? 茶王と称される樹にまつわる伝説 〜大紅袍(だいこうほう)〜

いきなりですが問題です。中国茶で、最も高価なお茶は何でしょう?

ある程度中国茶について知識のある方でしたら、9割以上の人が「それは大紅袍だ」と答えるでしょう。

実際、最高値で 20gが 15万6千元およそ 250 万円)という価格で取引された例もあります。想像を絶する金額ですが、なぜそんなに高いのでしょうか。

大紅袍の茶樹は武夷山中、天心岩九龍窩に生息しているのですが、その母樹はなんとたったの4本!

年間約 800g しか取れない茶葉は、半分は政府に、もう半分は現地の研究所に送られるため、基本的に一般には流通しませんでしたが、近年、オークションで茶葉が出品され一般でも購入出来るようになりました。

ただ価格が非常識に高沸しているため、やはり庶民には手が届かない状況には変わりないですが。。

そんな貴重なお茶、のはずなのに、改めて見てみると大抵の中国茶専門店では普通に大紅袍が販売されています。もちろん、グラム数十万円なんて法外な値は付いておらず、それなりに購入可能な価格です。

すわ偽者か!?・・・と思いきや、実は接木などで繁殖した第三〜四世代以下の孫樹から採取した茶葉が一般に出回っているというカラクリだったのでした。
この場合、母樹に世代が近い方がより本来の大紅袍の味や風味を再現していると言われますが、正直なところ僕は原木のお茶を飲んだことがないので(笑)、その真偽は定かではありません。

また大紅袍というブランド力が強いため偽者も出回っているようなので、あまり安価なものは気をつけた方がいいかも知れません。

この大紅袍、前回もご紹介した通り 四大名茶 のひとつで、武夷岩茶の代表として 茶王 などと称される品種です。
茶王の称号に相応しく、大紅袍にはその由来にまつわる伝説がいくつもありますので、今回はその内のひとつをご紹介しましょう。





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