自宅で中国茶を淹れよう! 〜鉄羅漢(てつらかん)〜
スローフード、スローライフ。
その思想は 80 年代半ばのローマ、スペイン広場にマクドナルドがオープンしたことをうけ、食に対する価値観の崩壊を懸念した一部の人々が提唱したのが始まりと言われています。
皆さん、毎日忙しいですか?
仕事、飲み会、旅行、家族サービス・・・
現代社会で生活していくには何かと大変、時間がいくらあっても足りないくらいです。けれど、毎日時間に追われるばかりでは、疲れやストレスでいつかパンクしてしまいかねません。
たまにはちょっと一息、ほんの少々の時間を作って、自分自身のためにお茶を淹れてみるのはいかがでしょうか。
今回は青茶の淹れ方・手順についてご紹介したいと思います。
まず道具についてですが、青茶を淹れる場合は以下のような茶器を使用します。
・茶壺 中国茶用の急須です。大小いろいろなサイズがあるので、人数によって大きさを使い分けましょう。
・茶海
茶壺から直接器ではなく、一度この中に注ぐことにより、お茶の濃度を均一に整えるための道具です。
・茶盤
茶壺からこぼれたり、上から掛け流された湯を下で受ける道具。
・茶漉
細かい茶かすを漉します。
この他、蓋碗(ふた付き湯のみ碗)や、香りを楽しむための聞香杯という茶器を使う方法もありますが、まずはシンプルに工夫茶の基本から始めましょう。
ただし、必ずしも中国茶専用の茶具をそろえる必要はありません。 茶盤がなければ、大き目の鉢の上に巻き寿司用の巻き簀(まきす)のようなものを敷いてもいいですし、茶海は、コーヒー・紅茶用のミルクキーパーや日本茶用の湯冷ましでも代用が出来ます。
要はその役割を果たせば良いわけなので、身近にあるものを上手く利用してみてください。
1.道具を温める
さて、お茶を淹れる前段階として、まずは使う道具類を温めておきましょう。せっかくお湯の温度にこだわっても、茶壺や茶海が冷えていては、お茶の温度も下がってしまいます。
それぞれの茶器ごとに温めてもいいですが、茶壺→茶海→器 の順に湯を移すことで効率良く温めることが出来ます。
またこのとき、ついでに茶漉しも熱湯で洗っておきましょう。




