芝のオフィス街に「翁」系の蕎麦屋が新規開店、創作料理の肴とニ八蕎麦を味わう
蕎麦は写真のざる蕎麦1種類。茨城産、北海道産、長野産をブレンドして丸抜きから自家製粉している。甘皮を取り除いた微粉につなぎを2割入れる。「十割、産地別にすると季節によって味にバラツキが出るので、味を一定にさせるためにブレンドしています。二八の江戸蕎麦は昔の人の知恵。食感がよくなります」
つなぎによる、しっかりとしたコシがあるが、硬いだけでなく、かすかにしなやかな食感も残る。江戸前の蕎麦らしい、のど越しの爽やかさが印象的だ。
週に2回は甘皮が入った田舎も不定期で打っている。蕎麦つゆは「安曇野 翁」と同じく、若い本枯れ節を加えて、すっきり感を出している。
十割蕎麦が好きだが、たまには二八も・・・というときには、都心にあるこの店、いいかもしれない。
「これからやりたいこと、作りたいものもいっぱいある。僕自身、ちょっとつまんで飲んで、蕎麦を手繰る店が好きなので、蕎麦も料理も美味しかったといって帰ってくれる。そんなお客さんを1人でも増やしたいですね」
蕎麦の770円が一番高く、つまみ、酒はリーズナブルだ。イチロー似の山田さん38歳も蕎麦同様に爽やかな蕎麦職人。この店がこれからどんな色に染まっていくのか。客と店主のコラボレーションが楽しみである。
「蕎麦 案山子」
☆東京都港区芝2丁目12−9 波ビル1階
☆TEL:03−6272−4416
☆営業時間:平日11:15〜14:00 17:15〜21:00 日曜12:00〜15:00
☆定休日:土曜祝日
☆アクセス:都営三田線「芝公園」駅より徒歩約5分、JR「浜松町」駅「田町」駅より徒歩7〜10分
☆メニュー:ざる蕎麦770円、焼き味噌300円、かぶの茎味噌チーズ600円、肴300円〜、日本酒500円〜(山形正宗、石槌など季節によって変わる)、平日ランチざる蕎麦+白飯、生卵950円、








