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2007/08/06

めぐりめぐってコーヒーにたどり着く

エチオピアに起源を持つコーヒーの木は、中世のころアラビア半島に渡り、インドなどアジアに、そしてヨーロッパへ、また一部は東アフリカへ、そして中南米に広がり、世界に伝播して行きました。コーヒーは人々を魅了し、時にはコーヒーを手に入れるために命がけで冒険をしたり、未知の地にコーヒーの木を植えて生産を始めたり、コーヒーはやがて人々の生活の糧になってゆきました。もちろん質の高いおいしいコーヒーは私たちの日常に欠かせないものになってきました。

コーヒーは時代が変わるたびに、人とともに住むところを変えて、世界中を渡り歩いてきました。私が最初にコーヒーに興味を持ったのは、普段なにげなく飲むコーヒーが、生産地・品種・銘柄によってこんなにも香味が違うのかということでした。その違いは一朝一夕に生まれたものではなく、人と共に世界を旅してきたコーヒーが、各地の風土の個性を取り入れて、豊かな多様性を身につけてきたという事実が、私には歴史の重みを感じさせざるを得ません。

号外:WBC2007&SCAJ2007
7月31日から8月2日まで東京ビックサイトにてスペシャルティーコーヒーの総合的イベントである「SCAJ2007」と、世界の一流バリスタが競い合う、「世界バリスタ選手権 WBC2007」が同時開催されました。

WBC2007では世界45カ国の代表は2日間の予選ラウンドで、わずか6人に絞られ、ファイナルでは華麗なテクニックを見せて、ベスト・シグネチャードリンク賞にも輝いたイギリス代表のジェームス・ホフマンさんが優勝。日本代表の宮前さんも特別賞のベストカプチーノ賞を含めて、見事4位になられました。会場には日本以外に欧米やアジア地域からの観客も多く、熱気に包まれ、昨近のエスプレッソやバリスタへの世界的な関心の高まりを感じました。来年の大会も楽しみです。

一方、スペシャルティーコーヒーの総合イベントであるSCAJ2007では、さまざまな展示ブース以外にも、各種講演・セミナーが行われ、私も生産国主催のセミナーにいくつか出席したり、各出展社の展示ブースを回ったりと、朝から夕方まで2日間通ったのですが、あっという間に過ぎてしまったという感じです。来年もSCAJ2008が、この時期に行われることと思いますが、イベントの中身も毎年、質・量ともに充実してきて、特に今年は一般の多くの人の感心の高まりとともに、スペシャルティーコーヒーの需要の高まりも感じたしだいです。


そして最終稿となりました今回は、ちょっとわがままに(お許しください)私自身(当店)の四方山話で締めくくりたいと思います。






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