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2007/07/11

限定品としてのコーヒーの世界

限定品という言葉は人々の好奇心、興味、そして、購入意欲をかき立てます。しかし、ただ価格をつり上げるだけの限定品では、これからの情報武装した消費者には、なかなか納得してもらえないでしょう。
ところでコーヒーの世界においてはスペシャルティーコーヒーの登場により【限定品】というものは、(ちょっと矛盾したような言い方ですが)これからもっと 一般的??? になってくるのではと思っています。

限定品=スペシャルティーコーヒー
世の中にはさまざまな形で限定品は存在しますが、限定品という言葉の意味は、その市場価値の貴重性・希少性のみで論じられてきました。しかしコーヒーの場合は限定品という場合、商品の産地情報などの生産情報などの履歴情報、コーヒーの質の客観的な評価が高い等も含まれていると思っています。
最近では検査技術やさまざまな技術の進歩、流通の変革もあり、商品のオリジンを積極的に示したりして、トレーザビリティーを付加価値にしているものも多くあります。
コーヒーもしかりで、たとえば当店でも自慢ではないですが、履歴のしっかりわかる産地の農園よりダイレクトに入荷する商品でかなり優れた商品があります、また世界最高峰のコーヒー品評会であるカップ・オブ・エクセレンスの受賞豆も国内の事業者と共同で国際入札で競り落としたものを販売できるようなってきております。それらのコーヒーは香味がかなり優れているのはもちろんですが、生産者・農園が特定されるので数も少なく、販売される数も当然限られています。
スペシャルティーコーヒーは、その定義から【際立った品質、特徴的な風味を持つコーヒー】とされますが、それらを育むのは、特徴的な地理的条件・気象条件・気候風土から生まれ、同じ国でも地方によって、また各農園によって条件は異なるので、そういう意味では、これらの情報をしっかり伝えているスペシャルティーコーヒーは、大なり小なりすべて【限定品】といえます。普通のコマーシャルコーヒーと異なり、なくなればまたすぐに補充が利く商品ではなく、在庫が尽きたら終了(今年の収穫分は終了)になります。
コーヒーにとって限定品は、これからの時代ますます一般的になってくるということは、それだけスペシャルティーコーヒーの普及により、コーヒーは、個性重視・品質重視・鮮度志向が高まってきていることなのかもしれません。





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