マンデリンの不思議
コーヒー通の人達の間でとても人気があるマンデリンというコーヒーがあります。このコーヒーはちょっと他のとは大きく違う個性・印象があります。だからでしょうか、一度この味に【はまると病みつきになる】ちょっと不思議なコーヒーかもしれません。
ちょっと前座のコーヒーのうんちく小話PART4
どの農産物にも栽培品種の違いがあり、その違いによって味や香りに差が出るように、コーヒーにも種別があります。それは大きく分けて2つあります。
ひとつはアラビカ種で、私たちが普段カフェや家庭で飲むコーヒーのほとんどの原料で、香りがあり、味もよいです。しかし栽培する上では、コーヒー特有の伝染病であるさび病などに弱く、また比較的高度の高い地域で栽培されるため生産効率性が少し低いコーヒーです。現在世界生産量の7割前後を占め、原産地はエチオピアです。またアラビカ種の中にはさまざまな品種があり、たとえばティピカ種、ブルボン種などは原種に近い在来品種です。これらは栽培する上では手間がかかりますが、味や香りが優れています。また在来種を改良し病虫害に強い生産性を高めた品種も多くあります。
だから店でコーヒーを購入されるときも【 ●●●種 】というように明記されているときは、付加価値的なアピールポイントでもあるので、よく説明してもらうといいでしょう。
もう一方はロブスタ種で、アラビカ種よりもずっと後に新種としてコンゴで発見されましたが、主に工業的に生産されるコーヒー関係商品の原料(インスタント、缶コーヒーなどのコーヒーリキッド、コーヒーエキス他)や、アイスコーヒー豆や一部はブレンドにも使用されます。香りは弱く、味も苦味が強いです。あまりそのまま一般に販売はされていないので、ここでは詳細は述べませんが、病気に強く、比較的低地での栽培にも適していることから生産性は高いです。世界生産量の3割を占めます。
さて、、、コーヒーの品種の次は、、、今日のテーマ【マンデリン MANDHELING】です。
インドネシア・スマトラ島北部アチェ州で産出されるマンデリンは野性的な独特の香りと、重厚なこく、質の高い複雑な苦味があり、良質のものは後味にほのかな甘みもあります。
インドネシアのアラビカ種のコーヒーでは、他に有名なセレベス島産のトラジャコーヒー、バリ島産のバリアラビカ、ジャワ島産のジャバコーヒーがあります。
個性が強くある故なのか、店でも不思議とリピーターが多い人気商品のひとつです。
ちょっとマンデリンの歴史をおさらいしますと、、、、
■アジアにコーヒーがもたらされたのは中南米での栽培より古く、1600年ごろ厳重に管理されていたコーヒーの苗木を、あるインドからの巡礼者がアラビア半島より密に持ち出し、自国で栽培を始めたのが最初となっています。
インドネシアでは17世紀末オランダ人によりインドよりコーヒーの木を移植し、コーヒー栽培が始まりました。しかし1877年にはインドネシアで蔓延したコーヒー特有のさび病で全滅しそうになりましたが、現地のマンデリン族によって苗木が守られたことから、後にこの名前がついたともいわれます。
ちなみにインドネシアではこの大規模なさび病の被害の後、主に病気に強いロブスター種の導入が図られ、今では同国の全生産量の90%となっています。しかしアラビカ種のマンデリンは19世紀頃までヨーロッパでは、世界最高級のコーヒーともてはやされて、その独特の香味が珍重されたそうです。
現在ではマンデリンのプレミアム品として、大粒の品質の高い豆だけを集めた、スーパーマンデリン、ゴールデンマンデリンなどがあります。

マンデリンも他のコーヒーと同様、焙煎の深さによって味わいの深さもまた変わってきます。通常はやや深煎のシティーローストかそれ以上に焙煎します。なぜならこのコーヒーの深いこくと、ちょっとこってりしたうまみを十分に引き出せるからです。
ちょっとお勧めの淹れ方は、ペーパードリップの場合、少し粗く挽いた豆を普段より多めに入れ、沸騰から少しさめた85度ぐらいのお湯をゆっくりと丁寧に注ぐと、重厚な深いこくと苦味の中に甘み、角のないまろやかさあり、【濃厚なうまみ】というような感じのコーヒーになります。
私事ですが15,6年ほど前にある自家焙煎店では初めてコーヒー豆を数種買いましたが、最初に強烈な印象を持ったのが、実はマンデリンで、口に含んだときに広がるこくと複雑な濃い味に、当時は強いインパクトを感じました。
世界には本当にすばらしいコーヒーがたくさんあり、コーヒーの個性はさまざまですが、マンデリンの強い香味は、人によっては他のコーヒーでは満足できない、不思議な魅力があるのかもしれません。
どの農産物にも栽培品種の違いがあり、その違いによって味や香りに差が出るように、コーヒーにも種別があります。それは大きく分けて2つあります。
ひとつはアラビカ種で、私たちが普段カフェや家庭で飲むコーヒーのほとんどの原料で、香りがあり、味もよいです。しかし栽培する上では、コーヒー特有の伝染病であるさび病などに弱く、また比較的高度の高い地域で栽培されるため生産効率性が少し低いコーヒーです。現在世界生産量の7割前後を占め、原産地はエチオピアです。またアラビカ種の中にはさまざまな品種があり、たとえばティピカ種、ブルボン種などは原種に近い在来品種です。これらは栽培する上では手間がかかりますが、味や香りが優れています。また在来種を改良し病虫害に強い生産性を高めた品種も多くあります。
だから店でコーヒーを購入されるときも【 ●●●種 】というように明記されているときは、付加価値的なアピールポイントでもあるので、よく説明してもらうといいでしょう。
もう一方はロブスタ種で、アラビカ種よりもずっと後に新種としてコンゴで発見されましたが、主に工業的に生産されるコーヒー関係商品の原料(インスタント、缶コーヒーなどのコーヒーリキッド、コーヒーエキス他)や、アイスコーヒー豆や一部はブレンドにも使用されます。香りは弱く、味も苦味が強いです。あまりそのまま一般に販売はされていないので、ここでは詳細は述べませんが、病気に強く、比較的低地での栽培にも適していることから生産性は高いです。世界生産量の3割を占めます。
さて、、、コーヒーの品種の次は、、、今日のテーマ【マンデリン MANDHELING】です。
インドネシア・スマトラ島北部アチェ州で産出されるマンデリンは野性的な独特の香りと、重厚なこく、質の高い複雑な苦味があり、良質のものは後味にほのかな甘みもあります。 インドネシアのアラビカ種のコーヒーでは、他に有名なセレベス島産のトラジャコーヒー、バリ島産のバリアラビカ、ジャワ島産のジャバコーヒーがあります。
個性が強くある故なのか、店でも不思議とリピーターが多い人気商品のひとつです。
ちょっとマンデリンの歴史をおさらいしますと、、、、
■アジアにコーヒーがもたらされたのは中南米での栽培より古く、1600年ごろ厳重に管理されていたコーヒーの苗木を、あるインドからの巡礼者がアラビア半島より密に持ち出し、自国で栽培を始めたのが最初となっています。
インドネシアでは17世紀末オランダ人によりインドよりコーヒーの木を移植し、コーヒー栽培が始まりました。しかし1877年にはインドネシアで蔓延したコーヒー特有のさび病で全滅しそうになりましたが、現地のマンデリン族によって苗木が守られたことから、後にこの名前がついたともいわれます。ちなみにインドネシアではこの大規模なさび病の被害の後、主に病気に強いロブスター種の導入が図られ、今では同国の全生産量の90%となっています。しかしアラビカ種のマンデリンは19世紀頃までヨーロッパでは、世界最高級のコーヒーともてはやされて、その独特の香味が珍重されたそうです。
現在ではマンデリンのプレミアム品として、大粒の品質の高い豆だけを集めた、スーパーマンデリン、ゴールデンマンデリンなどがあります。

マンデリンも他のコーヒーと同様、焙煎の深さによって味わいの深さもまた変わってきます。通常はやや深煎のシティーローストかそれ以上に焙煎します。なぜならこのコーヒーの深いこくと、ちょっとこってりしたうまみを十分に引き出せるからです。
ちょっとお勧めの淹れ方は、ペーパードリップの場合、少し粗く挽いた豆を普段より多めに入れ、沸騰から少しさめた85度ぐらいのお湯をゆっくりと丁寧に注ぐと、重厚な深いこくと苦味の中に甘み、角のないまろやかさあり、【濃厚なうまみ】というような感じのコーヒーになります。
私事ですが15,6年ほど前にある自家焙煎店では初めてコーヒー豆を数種買いましたが、最初に強烈な印象を持ったのが、実はマンデリンで、口に含んだときに広がるこくと複雑な濃い味に、当時は強いインパクトを感じました。
世界には本当にすばらしいコーヒーがたくさんあり、コーヒーの個性はさまざまですが、マンデリンの強い香味は、人によっては他のコーヒーでは満足できない、不思議な魅力があるのかもしれません。




