アウトドア・スポーツ

  •  PR  
  •  PR  「外為どっとコム」 主催セミナー
2007/10/09

10年後のアイロニング未来予想図

2017年10月某日、午前5時。近未来。今朝もスチーム発射式目覚まし時計から出る蒸気の音で目が覚めた。筑波ヒルズにあるエコタウン。この街の一角にあるアイロンの形をしたエコハウスが、プロ・エクストリームアイロニストである僕の住処だ。

眠い目をこすりつつ、僕はベッドから起き上がり、アイロン取っ手型のドアノブを廻してリビングのソファーに腰をおろした。広いリビングにある棚には、所狭しとトロフィーや楯が並んでいる。

2008&2010年 世界選手権ブリュッセル大会 男子個人戦2大会連続3位。
同じく国別対抗戦 2大会連続準優勝。
2012年 ロンドンオリンピック EI男子個人戦 フリースタイル優勝。
同じくEI団体戦 総合優勝。
2014年 世界選手権シドニー大会 男子個人・及び団体戦総合優勝。
2016年 世界選手権筑波大会 すべての種目においてEIJ圧勝。

10年前まで単なる馬鹿パフォーマンスと思われていたエクストリームアイロニングの競技部門。それが2008年に大々的に開催された世界選手権にて欧米で大ブレイク。2009年には国際エクストリームアイロニング連盟(The World Extreme Ironing Federation)が日本を含む11カ国によって発足した。

その後、五輪の公開競技として承認。2012年のロンドン五輪で実施され、そこで日本チームが、発祥国である英国や強敵ドイツを破って見事優勝。「ロンドンの奇跡」を起こし、日本でもエクストリームアイロニングがついにブレイク。競技としてのエクストリームアイロニングがXスポーツとして日本国民にも大きく認知されたのであった。


世界選手権ブリュッセル大会を皮切りに、EIJにも次々と企業スポンサーが付き、その数はあれよあれよという間に数十社にものぼっていった。世界中のアイロニングブームに後押しされた国際エクストリームアイロニング連盟は、ついに競技的エクストリームアイロニングのプロ化に踏み切る。そして今では世界3大スポーツのひとつに数えられるまでに成長したのであった。

元々世界中のアイロン掛け人口は圧倒的に多かったので、彼らの意識をエクストリームにまで引き上げる事が出来た結果、このようなムーヴメントが起こるのにそう時間は掛からなかったのだ。

EIJの寄付で作られた筑波ヒルズのエコタウンは、環境に最大限に配慮した理想的なエコロジカルタウンだ。住民は皆自転車やハイブリットバスで通勤・通学をし、太陽光発電をベースに理想的な生活を営んでいる。ここにはEIJのクラブハウスと練習場もあり、EIJメンバーも皆このエリアにて生活をしている。

今月は久々の公式戦。我々は、ここ筑波にあるEIJアリーナにて英国代表を迎え撃つ。エコタウン郊外、アイロン体験型アミューズメントパーク「スチームランド」園内にEIJアリーナはある。
ここは収容人数1万5千人のエコ・ドーム型競技場だ。

スチームランド園内にはエクストリームアイロニングをモチーフにした様々なアトラクションがあるが、中でも特に人気なのが「ビッグ筑波マウンテン」と「蒸気の館」である。ちなみにここのメインキャラクターは、今さらながら「霧吹きちゃん」。霧吹きが歩く姿は相当シュールだが、しかし人気は爆発的である。





この記事のトラックバックURL: