初夏の筑波山 新緑に包まれながら
我々EIJ(エクストリームアイロニングジャパン)の活動拠点である筑波山。本格的な梅雨を迎える前、数名の仲間と山岳アイロニングを行ってきた。
暑過ぎず、そして寒過ぎず。気持ちよく山登りを楽しむのに、今はすごくいい季節だと言える。新しい山の夏を感じに、僕ら3名のエクストリームアイロニストは新緑に包まれた筑波山のトレイルに取り付いた。
今回は同行するTVスタッフもおり、僕らはどこかのんびりとしたペースで歩みを進めた。筑波の新緑に包まれながらゆっくりと登っていると、いろんな事が僕の脳裏をめまぐるしく駆け巡る。こんな登山もなかなかいい。
僕が小学生の頃、4階建ての学校の窓から外に目をやると、そこには遠く筑波山がそびえていた。僕の住んでいた千葉県にある街の、高い建物の上からは、晴れていれば西に富士山、北東には筑波山がよく見えたものだ。だから僕の中で山と言えば、それは富士山か、または筑波山だった。初めて遠足で行った筑波山で、僕は400円という小遣いで何を買うか悩みに悩み、本当は欲しかった木刀を買わずに、おみやげにガマの油を買った記憶がある。今も筑波山に登ると、そんな昔の思い出が蘇り、どこかセンチメンタルになる自分がいるのであった。
遠足で筑波に登ったその日の、とっておきの思い出が僕にはある。それは、僕の友人の一人が筑波山の土産物屋で「手錠」を買った事だ。手錠とは、よくTVドラマで刑事が犯人の手首に掛ける、まさにあの手錠の事である。そいつは小遣い400円をすべてその手錠につぎ込んだのであった。そいつが筑波山に来てまで手錠を買った事に、当時子供だった僕は大きな衝撃を受けた。「なにもここで買わなくても!」というのが僕の率直な意見だった。しかし、よくよく考えてみると、当時筑波山で手錠を売っていたその土産物屋も、相当なブレイブハートな店だったのである。さすがに今の筑波山には、そういうものを売っている店はないようである。
エクストリームアイロニングを始めてから、もうどれくらい筑波山に登ったのだろう。僕はケーブルカー沿いに伸びる急勾配なトレイルを最も好んでいるが、たまに気分を変えて違うコースでも登る。表には代表的な3つのトレイルがあるが、実は裏にも野生的なトレイルが存在する。僕は時に裏筑波の野生的なトレイルにも足を踏み入れるが、ここは山を知らない人は行ってはいけない。下手すると遭難の可能性があるし、知らず知らすのうちに自然になんかしらのインパクトを与えてしまいかねないのだ。
その日の天候や季節によって、筑波山は本当にいろんな顔を見せてくれる。800mそこらの筑波山をナメている人は結構いる。しかし、高さで山を判断するのは如何なものであろうか。考え方ひとつで普段着でも登れる筑波山だが、急激な天候の変化に対応できず、そこでただ困っている人たちに僕は何度も遭遇した事がある。そういう意味でも、これから山を知ろうとしたいる人にとって、ここは理想的な山だと言えるだろう。
今日は気温はそれほど高くないが、連日の雨で湿度が高く、トレイルはかなりぬかるんでいた。自然と汗が滴り落ちる。じっとりとした環境も、山の中は何故か気持ちがいいのだった。滑らないよう一歩一歩踏みしめるように僕らは高度を上げ、ようやくいつものアイロニングポイントである筑波山・女体山山頂に着いた。そして早速アイロニングの開始である。
今回は同行するTVスタッフもおり、僕らはどこかのんびりとしたペースで歩みを進めた。筑波の新緑に包まれながらゆっくりと登っていると、いろんな事が僕の脳裏をめまぐるしく駆け巡る。こんな登山もなかなかいい。
僕が小学生の頃、4階建ての学校の窓から外に目をやると、そこには遠く筑波山がそびえていた。僕の住んでいた千葉県にある街の、高い建物の上からは、晴れていれば西に富士山、北東には筑波山がよく見えたものだ。だから僕の中で山と言えば、それは富士山か、または筑波山だった。初めて遠足で行った筑波山で、僕は400円という小遣いで何を買うか悩みに悩み、本当は欲しかった木刀を買わずに、おみやげにガマの油を買った記憶がある。今も筑波山に登ると、そんな昔の思い出が蘇り、どこかセンチメンタルになる自分がいるのであった。
遠足で筑波に登ったその日の、とっておきの思い出が僕にはある。それは、僕の友人の一人が筑波山の土産物屋で「手錠」を買った事だ。手錠とは、よくTVドラマで刑事が犯人の手首に掛ける、まさにあの手錠の事である。そいつは小遣い400円をすべてその手錠につぎ込んだのであった。そいつが筑波山に来てまで手錠を買った事に、当時子供だった僕は大きな衝撃を受けた。「なにもここで買わなくても!」というのが僕の率直な意見だった。しかし、よくよく考えてみると、当時筑波山で手錠を売っていたその土産物屋も、相当なブレイブハートな店だったのである。さすがに今の筑波山には、そういうものを売っている店はないようである。
エクストリームアイロニングを始めてから、もうどれくらい筑波山に登ったのだろう。僕はケーブルカー沿いに伸びる急勾配なトレイルを最も好んでいるが、たまに気分を変えて違うコースでも登る。表には代表的な3つのトレイルがあるが、実は裏にも野生的なトレイルが存在する。僕は時に裏筑波の野生的なトレイルにも足を踏み入れるが、ここは山を知らない人は行ってはいけない。下手すると遭難の可能性があるし、知らず知らすのうちに自然になんかしらのインパクトを与えてしまいかねないのだ。
その日の天候や季節によって、筑波山は本当にいろんな顔を見せてくれる。800mそこらの筑波山をナメている人は結構いる。しかし、高さで山を判断するのは如何なものであろうか。考え方ひとつで普段着でも登れる筑波山だが、急激な天候の変化に対応できず、そこでただ困っている人たちに僕は何度も遭遇した事がある。そういう意味でも、これから山を知ろうとしたいる人にとって、ここは理想的な山だと言えるだろう。
今日は気温はそれほど高くないが、連日の雨で湿度が高く、トレイルはかなりぬかるんでいた。自然と汗が滴り落ちる。じっとりとした環境も、山の中は何故か気持ちがいいのだった。滑らないよう一歩一歩踏みしめるように僕らは高度を上げ、ようやくいつものアイロニングポイントである筑波山・女体山山頂に着いた。そして早速アイロニングの開始である。









