アウトドア・スポーツ

2008/04/29

アイロニング関西遠征 芦屋ロックガーデン

初めての関西の山。ここに群生する木々や、山道の感触などを確かめながら、僕は歩いた。ここには谷もあり、湧き水を飲むとほんのり甘くて美味しかった。ここは六甲山系なので、これぞ本場の「六甲の美味しい水」なのだ。鳥井アイロニストは、この水をペットボトル数本に入れていた。聞けば、子供達がこの水を楽しみにしているのだそうだ。なんだか素晴らしいなと思った。

その後、キャッスルウォールという場所に出た。ここには大きな壁面がそびえており、言われてみれば確かにお城のようでもあった。すると鳥井アイロニストは、その左横の急勾配な壁面を、いとも簡単にスルスルと登っていくではないか。さすが関西唯一のエクストリームアイロニスト。まったく頼もしい限りである。このエリア、場所に寄っては手を使わないと登れない場所があり、時にアイロン台が煩わしく思えたりしたが、僕はそんな状況を心底楽しんでいた。


その後、僕らは最終目的地である荒地山というところに登り、そこからせり出している大岩の上でエクストリームアイロニングを遂行した。そこは山の深い緑に包まれ、遠く大阪までもが見渡せる、まさに至福の絶景ポイントなのであった。鳥井アイロニストがアイロニングを始めた。彼のアイロニングは見事だ。特筆すべきはその姿勢である。それは、しっかりと腰が入った、まさに「腰掛け」とも言えるストロング・アイロニングスタイルなのであった。僕はといえば、最近は山頂においても、家で行う力を入れないごく普通のアイロン掛けスタイルをすることが多い。まあ競技系アイロニングではパワーアイロニングをする場合も多々あるが、山ではごく普通なのが通常である。今回、僕は鳥井アイロニストの腰掛けを目の当たりにして、僕ももう少しアイロンに力を込めてもいいかも知れないなと思った。以前は、僕も山頂では鳥井アイロニストのような力掛けスタイルだったのである。まあこの掛け方については、人それぞれ違うやり方があってもいいだろう。皆、様々な思いを胸に、様々なアイロニングを行っているのだ。この日の鳥井アイロニストの背中は、なんだかとても広く感じた。




こうしてアイロン掛けを終えた僕らは、そこでの時間を惜しみつつゆっくりと下山した。途中出会った3人組のカワイコちゃん達がエクストリームアイロニングに興味を示したので、僕は執拗に熱弁をふるい、ここでもある種の達成感を得た。自己陶酔って奴だろう。男に聞かれると「野外でアイロン掛けをするんだよ」だけで済ますのだが、美しい女性に聞かれたら、僕は何時間でも話すし、そして何でも言う事をきいちゃうのであった。男とは、なんと愚かな生き物なのであろう。しかしこうした地道な活動が、一般の方々へのエクストリームアイロニングの認知に一役買うのである。たぶん。


芦屋の環境に僕は脱帽した。街と自然とのありえない距離感。ここは、ある種の理想郷ではあるまいか。万が一僕が関西に住むことになったら、迷わず芦屋川にしたいと思った。ここには「スカイハイ&マウンテンワークス」という、渋く素敵なアウトドアショップがある。カナダ屈指のアウトドアブランドである「アークテリクス」のバックパックの品揃えなど、グッズのセレクトが抜群に良かった。関西の方々、この店は要チェックですぞ。
SH&MW  http://skyhighmw.blog112.fc2.com/

この芦屋という街には、なんとも美しい女性が数多く闊歩していた。自然溢れる山のごく近くなのに、である。そしてこの山の自然環境。この他に一体何が必要だというのか。まあこのエリアだと、サーフィンやカヌーをしている人にはちょっと不便なのかもしれない。気になるので、そのへんの海情報なども是非調べてみたいと思う。

今回ガイドしてくれた鳥井アイロニストに感謝しつつ、僕は阪急電車で芦屋を後にした。彼がいなかったら、こんなに短い時間でこれほどまで密度の濃いルートは絶対に味わえなかったろう。まさに、持つべきものは同志である。また関西にきたら、僕は時間の許す限りここへ来たいと思う。けっして有名なテーマパークなどに行く事はまずないであろう。なぜなら、そんな時間があるのなら、僕は迷わす芦屋ロックガーデンに行くのだ。次回はロッククライミングもしたいし、有馬温泉にも是非行ってみたいと思った。関西エリア、やはり侮り難し。





この記事のトラックバックURL:

»トラックバック一覧