アウトドア・スポーツ

  •  PR  
  •  PR  [最新特集]モンブラン 書斎に存在を許された万年筆
2008/04/22

EIJ Tシャツ製作総本山 フルヘッドの愉快なアミーゴ達

エクストリームアイロニングを介して、僕は今まで数多くの素敵な人たちと出会う事ができた。その多くは、普段僕の日常生活線上には接点がない人たちである。いろんな分野で活躍する彼らとの出会いはどこか刺激的で、僕はこの出会いを考えただけでも、エクストリームアイロニングを始めて良かったと心から思えるのだ。

エクストリームアイロニングを始めてしばらくすると、少しずついろんなメディアからEIJ(エクストリームアイロニングジャパンの略)のウェブサイトを通して問い合わせがくるようになった。細々と始めたエクストリームアイロニングだが、物珍しさも手伝って、まずはいくつかのメディアが徐々に興味を示してきたのだ。こうして少しずつ世にEIを紹介していく機会を得ながら、僕は少数な仲間と共に地道な活動を続けていった。そんな矢先、EIJに1通のメールが届いた。どうやら大きい服飾メーカーらしきところからのものだった。

実はその少し前に、僕は大手の服飾メーカーさんからEIJのTシャツ製作に関するお話を頂いていた。しかし、そこの担当者はエクストリームアイロニングを完全なオフザケ的視点でしか捉えておらず、また真面目に捉えようともしていなかった。その担当者の態度がまた高飛車で、それは普段温厚な僕の逆鱗に珍しく触れたのであった。結果、その話は流れてしまった。というか、あえて流したのだ。しかし、それはとても嬉しい話だっただけに、実のところ僕はひどく後悔し、落胆したのだった。

そんな時、服飾メーカーから届いた一通のメール。僕は小躍りした。そこにはエクストリームアイロニングに対する熱い思いなども綴られており、なかなか鋭くも非常に丁寧な文面だった。メールの内容からすると、これはかなり大きな服飾メーカーさんに違いない。そこには社内でもエクストリームアイロニングが話題になっていると書いてあったのだ。僕の心は躍った。拾う神あれば救う神ありなのである。そこでさっそくメールの返事をすると、担当者はすぐにでも僕に会って話がしたいという。メールの下にある会社名には「フルヘッド」とあった。

その会社は東京の葛西にあった。聞けば、駅まで迎えにきてくれるという。もしかしたら黒塗りハイヤーでお出迎え?などと僕は勝手に想像していた。会う当日、僕は葛西駅に着き、そこで連絡をするとすぐに安達さんという担当者が迎えにきてくれた。ただし徒歩で。聞けば、会社までは歩いて数分だと言う。カジュアルな服装の彼は、僕が恐縮してしまうほどに低姿勢で、駅から会社までの道すがらエクストリームアイロニングについていろいろと質問をしてきた。やはり彼からも「電源ってどうしているんですか?」と聞かれた。やはり誰しもここが一番気になるのだ。

会社につくと、そこは小さな店舗になっていた。ウッディーな作りのお洒落な店舗の看板には「FULL HEAD(フルヘッド)」とあった。どうやら会社と同じく店舗も名前はフルヘッドというようである。「自社ビルだから店舗もあるのか」と、僕は勝手に思っていた。さっそく店の奥にある小さなオフィスに通されたが、そこに入った瞬間、僕は「えっ?」と心で驚きの声を上げた。なぜなら、そこはデスクが2つしかないという、まさに極小スペースだったからである。デスクのひとつに女子社員らしき人が座っており、その周りにはストックなどの荷物が無造作に積まれ、天井近くにまで溢れかえっていた。まさかとは思ったが、しかしその奥にもドアが2つあったので、「これがたぶん奥のメインオフィスに繋がっているんだな。ここは店舗用の倉庫兼休憩室か」と、僕は勝手に結論づけていた。

そこで、改めて担当者の安達さんから名刺を頂いた。すると自分が代表だというではないか。そして、その隣にいた女子社員らしき人が「彼が社長です」と付け加えた。僕は心の中で「うわーっ!」と叫んでいた。しかし、僕が勝手に大きな企業だと妄想していただけで、実際にはその勝手な妄想とは違う規模の会社だったというだけの話である。「うちは少数精鋭でやってます」と安達社長が言った。そう言う安達さんが、僕にはとても格好良く思えた。そのうち安達さんも社長に見えてきた。不思議なものだ。隣にいた女子社員は佐藤さんという可愛らしい女性である。これが、今では大切な僕の仲間であるフルヘッドの「アミーゴ安達」と「ダルメシアン佐藤」との最初の出会いだ。ちなみにオフィスの奥にあるドアは、ひとつが非常口で、ひとつがトイレ。もう他に部屋はないのであった。






この記事のトラックバックURL:

特集

Monblanc 書斎に存在を許された万年筆
会員登録プレゼント

新着こだわりコラム

自転車に夢中

2008/07/04 自転車に夢中 いつか見た…

大人の男のためのオペラ入門塾

2008/07/04 大人の男のた… テューリン…

野外はドコデモ隠れ家だ

2008/07/03 野外はドコデ… 機能的なキ…

文房具に寄す

2008/07/03 文房具に寄す 文房具界隈…

機械式腕時計の愉悦

2008/07/02 機械式腕時計… レトロなシ…