神保町の僕の隠れ家 Cafe HINATAYA(カフェ・ヒナタ屋)
暇さえあればアウトドア活動に勤しむ都市生活者の僕が、暇を見つけては足繁く通う街が都内にある。それは神保町だ。この界隈は多くの古本屋や楽器店が軒を連ねていることで有名だが、実はアウトドアショップも数多く存在する「アウトドアグッズ天国」な街でもあるのだ。
いつもの事だが、この界隈に出向くと、僕の一日はあっという間に終わってしまう。いろんな本屋を覗きつつ、アウトドアショップを冷やかしていると、充実し過ぎた僕は時が経つのを忘れてしまうのだ。JR水道橋駅を降り、白山通りから靖国通りに入るルートを散策するだけで、時に僕の財布のヒモは緩み、中身が一気にツンドラ化する。衝動買いが好きな人にとって、ここは油断大敵なエリアなのである。これで家電量販店でもあろうものなら、僕は毎回アイロン片手に家路につく事であろう。
この至福の神保町界隈に、僕が贔屓にしている隠れ家的カフェがある。それが「Cafe HINATAYA (カフェ・ヒナタ屋)」だ。一昔前、僕は知人に連れられはじめてそのカフェを訪れた。そしてその瞬間、いろんな意味でこのカフェは僕のツボを見事に捉えたのだ。それ以来、この界隈でお茶といったら間髪入れずにヒナタ屋直行なのである。本当はずっと秘密にしておきたい隠れ家的カフェなのだが、同じ隠れ家繫がりという事で、今回男の隠れ家ONLINEの読者だけには教えちゃうのだ。
カフェ・ヒナタ屋。JR御茶ノ水駅を降り、明大がある坂を重力に身を任せつつ楽に下がっていく。すると靖国通りの手前右手に、ひときわ渋いビルがそびえている。まずはこのビルの外観を見て欲しい。この尖った先端と、独特なビルの形状。そうなのだ。このビル、まるでアイロンの先っぽのような風貌なのである。そして、このアイロンビルの中にカフェ・ヒナタ屋は隠れているのであった。

ビルの横にある入り口から中に入ると、外観のアイロン形状からは想像がつかなかった「らせん状」の階段がある。その様は、まるで灯台の中のようである。この時点で僕の心は一気に3丁目の夕日になるのだ。そこを少し上がると、今度はエレベーターの入り口があるのだが、このエレベーターがまた激しく昭和なのであった。なんとこのエレベーター、ドアの開閉が手動という、まさに昔のエレベーターそのままなのである。手動のドアは2重構造で、やけに重い外側の扉を引くと、中にもう一枚鉄格子のドアがある。それら2つをしっかりと開けて中に入り、ガシャンと閉めてから行きたい階のボタンを押す。そして希望の階に着いたら、また手動のドアを開けて脱出する。まず、僕はこの手動式エレベーターに心を奪われた。現代の東京に、こんなにも味のあるエレベーターがまだ残っていたなんて。この渋格好いいエレベータに乗ること自体、ここヒナタ屋を楽しむひとつのハイライトだと僕は思う。しかも、僕は通常4階ごときでエレベーターなどには乗らないのである。ここは特別なのだ。

この渋いエレベーターに乗り、4階のボタンを押す。エレベーターを降りると、そこはもうヒナタ屋だ。ビルは渋いが、ヒナタ屋は抱きしめたいほど可愛らしい。ある意味、僕にとってはそのギャップもたまらない。大きな窓に囲まれた店内はコンパクトだが、けっして狭すぎはしない。とにかく窓の面積が圧倒的に広いので、すぐに「ヒナタ屋」という名前の意味が判るだろう。どこか素朴で、ところどころに木のぬくもりを感じる店内。イメージとしては、少し北欧が入ったロハス的ハンドメイドカフェとでも言うべきか。そこには「Cafe HINATAYA」という独自の世界観が確かに息づいているのだ。それらを全部ひっくるめて、僕が一言でここを表すとするなら「和み」だろう。神保町の雑踏を抜けてここに来ると、僕のテンションも一気に和むのであった。

この至福の神保町界隈に、僕が贔屓にしている隠れ家的カフェがある。それが「Cafe HINATAYA (カフェ・ヒナタ屋)」だ。一昔前、僕は知人に連れられはじめてそのカフェを訪れた。そしてその瞬間、いろんな意味でこのカフェは僕のツボを見事に捉えたのだ。それ以来、この界隈でお茶といったら間髪入れずにヒナタ屋直行なのである。本当はずっと秘密にしておきたい隠れ家的カフェなのだが、同じ隠れ家繫がりという事で、今回男の隠れ家ONLINEの読者だけには教えちゃうのだ。
カフェ・ヒナタ屋。JR御茶ノ水駅を降り、明大がある坂を重力に身を任せつつ楽に下がっていく。すると靖国通りの手前右手に、ひときわ渋いビルがそびえている。まずはこのビルの外観を見て欲しい。この尖った先端と、独特なビルの形状。そうなのだ。このビル、まるでアイロンの先っぽのような風貌なのである。そして、このアイロンビルの中にカフェ・ヒナタ屋は隠れているのであった。

ビルの横にある入り口から中に入ると、外観のアイロン形状からは想像がつかなかった「らせん状」の階段がある。その様は、まるで灯台の中のようである。この時点で僕の心は一気に3丁目の夕日になるのだ。そこを少し上がると、今度はエレベーターの入り口があるのだが、このエレベーターがまた激しく昭和なのであった。なんとこのエレベーター、ドアの開閉が手動という、まさに昔のエレベーターそのままなのである。手動のドアは2重構造で、やけに重い外側の扉を引くと、中にもう一枚鉄格子のドアがある。それら2つをしっかりと開けて中に入り、ガシャンと閉めてから行きたい階のボタンを押す。そして希望の階に着いたら、また手動のドアを開けて脱出する。まず、僕はこの手動式エレベーターに心を奪われた。現代の東京に、こんなにも味のあるエレベーターがまだ残っていたなんて。この渋格好いいエレベータに乗ること自体、ここヒナタ屋を楽しむひとつのハイライトだと僕は思う。しかも、僕は通常4階ごときでエレベーターなどには乗らないのである。ここは特別なのだ。

この渋いエレベーターに乗り、4階のボタンを押す。エレベーターを降りると、そこはもうヒナタ屋だ。ビルは渋いが、ヒナタ屋は抱きしめたいほど可愛らしい。ある意味、僕にとってはそのギャップもたまらない。大きな窓に囲まれた店内はコンパクトだが、けっして狭すぎはしない。とにかく窓の面積が圧倒的に広いので、すぐに「ヒナタ屋」という名前の意味が判るだろう。どこか素朴で、ところどころに木のぬくもりを感じる店内。イメージとしては、少し北欧が入ったロハス的ハンドメイドカフェとでも言うべきか。そこには「Cafe HINATAYA」という独自の世界観が確かに息づいているのだ。それらを全部ひっくるめて、僕が一言でここを表すとするなら「和み」だろう。神保町の雑踏を抜けてここに来ると、僕のテンションも一気に和むのであった。










