アウトドア・スポーツ

2008/06/13

ストーブだけではなく、車にも人にも使える? アルコール燃料

 シンプルで壊れない。壊れたとしても、簡単に直せてしまう。そんな道具は野外では頼もしく、最も重要な機能ともいえる。この機能を追求するとアルコールを燃料とするストーブとなる。しかも、他の楽しみもあるのだ。

 キャンプ用の小型ストーブは、故障したり壊れてしまうと文化的野外生活に支障をきたしてしまい大変迷惑なことになってしまう。

例えば、朝起きて、すぐに温かくてうまいコーヒーを飲みたい、と思っても、故障していては、寝ぼけ眼でもすっきりソーカイ気分でも、どちらにしても、その場ののんびり気分は吹き飛んでしまう。焚き火をおこして湯を沸かしコーヒーを飲むのも、それはそれで非常に楽しいひと時なのだが、時間が必要になるし、注意していないと焚き火に没頭してしまい一日が終わってしまう“危険性”もあるからだ。
旅先の途中で気軽に美味く温かいコーヒーを飲みたいときにも情けなくなってしまうことになる。

つまり、時間がたっぷりあるときならまだしも、や、ささっとお湯を沸かしたいときには、故障も壊れてしまっても困るぞランクの上位道具がストーブということ。

アルコールストーブの基本セット。左奥が火力調整と消すためのふた。右奥が燃料をこぼさないようにするふた そして、故障せず壊れにくい小型ストーブは何か、で考えてみると、最も魅力的なのがアルコールを燃料としたストーブなのだ。


燃料としてのアルコールは、すぐに着火するという特徴があり、単純な構造でストーブが作れてしまう。極端な例で言えば、空き缶を半分に切ってアルコールを注いで着火するだけでストーブの一丁出来上がりとなるほどだ。そのようなストーブだから、逆に言えば、壊れようがないストーブでもあるのだ。

市販されているアルコールストーブにはいくつかのタイプはあるが、燃料を入れるタンクの周囲に小さな穴があり、ちょうどストローで燃料を吸い上げるような構造として燃焼効率を良くしているのが基本的な構造だ。
ただし、火力はフタの開け閉めで調整する構造になっており、火を消すときにはフタをして消すという単純明快、原始的な構造ともなっている。

火力は、日中では火の姿も見えないくらいなのでが弱々しく思えるが、意外といっては失礼なほど火力はあり、お湯を沸かしてコーヒーを飲むことご飯を炊くことも含めて、小型ストーブができることは、少々時間はかかるものの問題はなくできてしまえる。ガスやガソリン式ストーブのような凶暴な音と炎はでないが必用にして十分な火力だ。
寒さにも強く、スノートレッキングなどでも活躍するストーブでもあるのだ。

ストーブと五徳兼用の風防。五徳は別売でさまざまな形がある しかも、余計な構造がなくシンプルなので軽量である。燃料は、薬局で入手できるので、世界中ドコデモ簡単に入手できることになる。このことを考えてみると、注目はされてはいないものの、なんだかスゴイストーブだとは思わないだろうか。

燃料となるアルコールの正式名はエタノール。サトウキビやトウモロコシなど植物から作られるもので、最近、ガソリン価格高騰の原因にもなっているバイオマスエタノールと親戚関係にある燃料だ。





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