マイ箸は、もともと野外道具
まずは、クラフトにも使えるようなしっかりとしたナイフとフォーク、スプーンのセットになった道具だ。フォークとナイフを取り出すと二つに分かれて使えるという定番的な道具でもある。このセットはスチール製が一般的だが、なかにはチタンという先端科学素材を使ったようなものまでもある。
また、二つには分かれないが、カラフルでコンパクトになる道具もあり、このような道具でも楽しいと思う。

考えてみれば、このセットがあれば、たいていの食事はいただける。日本人として箸でなければならぬ、と頑固に思っていれば別だが、なんとかはなる。蕎麦を食べるときには、くるくると巻き込んでしまいそうだが、それはそれで、気にしないで食べることができるはずだ。
それでも、やはり箸でなくては、と頑固に思うのであれば、マイ箸として販売されているのも持つのも良いと思う。
そのマイ箸だが、そもそもマイ箸ブームがない頃から野外用の箸を作っていたアウトドア用品メーカーもあるほどで、実は野外道具のほうが元祖といってもいい。そのなかには、先端が伸び縮みして収納に便利な箸もあるほどだ。
そして、だ。
ひとつの道具でいろいろ使える道具と考え見ると、一定の年齢層にはピンと来るのがあるはず。
それは。先割れスプーンのこと。
三丁目の夕日的道具だが、フォークとスプーンがひとつになった道具であり、コンパクトになる便利な道具ということもあり、野外道具として市販されている。
先割れスプーンを使うと犬食いになるとかで給食には使われなくなっているが、一緒に時代を過ごした者としては、懐かしさも含めて復権しても良いと思う。

しかも、現在に蘇っている先割れスプーンはチタン製なのだ。
軽量で丈夫、という時代の最先端素材なのに、昭和の臭いがする道具なのだ。
マイ箸は野外道具。さらには、最先端素材の先割れスプーン、なんてのも楽しいではないだろうか。ドコデモ野外状態であれば、地球に優しいってことにもなるワケだ。
野外道具に感謝です。





