アウトドア・スポーツ

2008/03/06

一手間かけで美味しくいただくためには、愛用のコッフェルと持とう

 野外をどこでも隠れ家にするには、どこでも食事、いやメシを喰えるようにしておかなくてはならない。どこでもメシ計画を実行にするには、愛用できるコッフェルが必需品だ。

 アウトドア業界では、当然のごとく、コッフェルという言葉を使う。

 コッフェルとは、軽量でいくつかタイプを重ねることができるためコンパクトに収納できるキャンプ用料理道具のこと。早い話が、キャンプ用の収納型鍋のことだ。
 
 いきなり横道にそれるが、このコッフェルという言葉は、もともとはドイツ語のクッフェルという言葉が、いつしか日本語となったものだ。英語ではクッカーという。クッキングするための道具という意味で、色気もなく飾り気もない当たり前のような呼び方なのは、ロマンを重んじると男としていかがなモノかと思ってしまうほどだ。

コッフェル そんなことは、どうでも良いことだが、ついでに、どうでも良いことに、日本のアウトドア用品には、英語ではない横文字言葉が案外と多いことに驚いてしまう。

 例えば、ザックは英語の袋という意味のサックのドイツ語読みだったりする。死語に近いかもしれないが、リュックサックという言葉も、背中に背負う袋というドイツ語が語源になっているのだ。シュラフも同じでドイツ語での寝袋という意味なのだ。
 
 これらの言葉は、アウトドアという言葉が日本で使われるよりもかなり前、それこそ山岳用品しかないような時代には、アメリカよりもヨーロッパの影響を受けていたために使われていたことが原因だ。野外での楽しみを増やすと日本語と英語、ドイツ語などの言葉の勉強もなるってことかもしれない。教養も得られるということだろうか。
 
 そんなことは、まぁどうでもいいと言えば良いことで、やっと本題。

 どこでも簡単にメシが喰えるようできるコッフェルは、誰がなんと言おうと野外では絶対的必需道具だ。
 
 作るの面倒だし、けっこうウマイからコンビニ弁当で十分、という御仁も最近では多いようだが、そんなことではイケナイのだ。何も凝った料理は必要ないし、面倒なことをしなければ良いだけのこと。野外だからこその楽しみは、コッフェルがあるからこそなのだ。
 
 例えば、コーヒー一杯でもかまわない。使いやすく、お気に入りのコッフェルを使い、野外の空気をおかずに味わい、作る過程も楽しみとすればいいだけのことだ。コッフェルを使って一手間かける。野外隠れ家では、そんな時間かけ方から楽しむが生まれるからなのだ。

 さて、つい力が入ってしまうコッフェルだが、それこそ山のように種類が多く、選ぶときには、遭難しそうに迷ってしまうに違いない。

 私もいろいろなコッフェルを持ち、ボロボロ状態でもなお使い続けているが、何が一番良いかと聞かれても、正解はないのが正直な状況だ。

 もともと、家庭用品とは違う困難な状況で使うのだから、どのようなコッフェルでも、何だかもうひとつだな状態が現実だ。完璧は期待しない方がいい。車で行くのであれば、家庭用の鍋釜のほうが使い勝手がいいのは否定できない実情だ。使い勝手優先ならば、情けは無用で家庭用品を野外隠れ家用品にしてしまえば良い。
 
 家庭用品と比べるなよな、と言われてしまいそうだが、でも、荷物をコンパクトにして出かけたいのであれば、コッフェルを選ぶしかない。困難を困難と思わずに、楽しみを作れる道具としてコッフェルを使おうではないか^。





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