季節到来。インフル・タミフル怖いのはどっち?伏兵は肺炎!
今年も風邪が流行りはじめた。今年の風邪は喉にくる。のど痛や咳くらいではろくに養生もしないで会議や出張、飲み会を普通にこなし、土日もカラダを休めずやれ運動会だ発表会だなどと行事が続きあるいは人混みの中を遊び歩き、なんてやっていると長引いてしまうものだ。
インフルエンザも既に出回り始めています。旬の走りだが、こればっかりはあんまり先走っていただきたくはない。インフルエンザは、「インフルエンザウイルス」による急性の呼吸器感染症。発熱・全身症状が、ほかのウイルスによる普通のかぜより強いのが特徴である。また、伝染性が強く大流行を起こすことがあり、あっという間に多くの人に流行する。
古い話しだとスペインかぜ(1918-1919)。発生源はスペインではなく、米国カンザス州が最初の流行とされるが本当のところはいまだ明らかにされていない。わが国には大正7年に南洋方面から横須賀に帰港した軍艦に250名の患者が発生していたと記録されている。罹患者数は2300万余り、死亡数39万弱未曾有の大惨禍であった(資料はインフルエンザVol8,2, 2007)。 そもそも予防接種は毎年必要なんですか?って質問もあるが、インフルエンザウイルスにはA、B、Cの3つの型があり、この病原ウイルスは毎年変わるので、毎年流行する株をWHOの推奨を参考に、厚生労働省が決定し、その年のワクチンを作成する。だから毎年違う。しかもワクチンの有効期間は接種後約2週間後から5ヶ月とされているので、流行の時期にあわせて、原則的に毎年1回、10月下旬から12月中旬までに受けるのが望ましい。
一度も予防接種なんかした事もないけど、インフルエンザかかったことない。という丈夫かつラッキーな人もいれば、ちゃんと早めに予防接種したにもかかわらず、39度の発熱でタミフルを飲まざるを得ず、と言う気の毒な人もいる。
インフルエンザウイルスに対する抗ウイルス薬
は現在3種類あり、A型のみに効く塩酸アマンタジン(シンメトレル)とA/B型に効くリン酸オセルタミビル(タミフル)、ザナミビル水和物(リレンザ・写真の吸入薬)。作用機序はウイルスの酵素を阻害し増殖を抑制する。ほかの普通の数多くの「かぜ」は対症療法だが、インフルエンザだけは原因療法が可能なのだ。発病の早期(2日以内)に治療を開始するとよく効くから、早く診てもらうことが重要だ。インフルエンザウイルスを検出できる迅速診断キットで、15分程度で診断が可能である。





