暮らし

2007/11/25

塩の話。「塩分控えめ」は本当に健康的なのか?

西新井の相撲部屋、「玉の井部屋」に行って来た。なんですもう?というと、元大関栃東親方ことトッチーとの雑誌の対談のためである。初めての相撲部屋、どんなところだろう、生でお相撲さん見られるのかしら?女が入っていいのかなあ。と期待に胸を高鳴らせつつ、ちょっと怖いもの見たさもあってドキドキで出かけました。

おりしも朝稽古終了直後、まわし姿の若い衆が土俵の清掃中。稽古こそ見られなかったものの、雰囲気(すもう感)はバッチリ。

相撲に「塩」は欠かせない。土俵入りの時に儀式として塩をまくが、これは取組みの前に「土俵=神聖な場所」を浄める「清めの塩」として、土俵にまく風習が生まれたと言われている。

飲食店では入り口に盛塩をするが、これは客を集める縁起かつぎ。由来は西晋の武帝(司馬炎)、後宮に美女を多数住まわせ、羊に引かせた車に乗って後宮を巡り、羊が立ち止まったところの女性と一夜をともにすることにしていたのですと。ハーレムですなぁ。羨ましい・・・?
ある時、ある戸口に毎晩続けて武帝を乗せた羊が止まった。入り口に盛った塩を羊が舐めるためだそうな。(79へえー位かな?)
クリニックに盛り塩 もないが、うちにも塩盛ろうかな、羊さんが来て良く眠れそう。。。

他にも葬儀の後は入り口で清めの塩を。嫌なやつが帰ると「塩まいとけ!」と怒鳴るが、塩は穢れを浄化する象徴。腐敗を防ぎ、物を保存する作用から、日本だけでなく西洋でも塩は「誠実の印」とされている。

昔捕虜が逃げないようにするために、塩抜きの食事を与えた。元気がなくなり脱走する気力・体力が無くなる。「敵に塩を送る」という言葉があるのは、つまり塩が抜けると闘う気がなくなってしまう。塩を断つと兵士の精力が失われ、どうにも四肢体幹が重くて言う事きかず、闘うどころではない。この話、上杉謙信が敵である武田方の窮状を察し、諏訪城に塩を送ったという美談とされている。しかし実は謙信がこっそり塩で懐柔しようと謀略、これに怒った信玄が謙信と争うようになった、という説もあるらしい。

日本海から信州、太平洋を結ぶ「塩の道」が今も残っている。我々人間が生活していく上で、塩は欠かすことのできないものである。したがって、どんな山深いところであってもそこに人間が住んでいれば、何としてでも塩を運びこむ必要があったのだ。





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