暮らし

2008/04/20

セカオピのススメ

春先は気温の変化が大きく、案外風邪をひきやすい。今日も、風邪が長引いて咳が止まらないからお薬下さい。とご近所インターシティーにお勤めの方がやって来た。血圧を測ってみると 172/98 mmHg。病院に来ると血圧は上がるものだ。白衣高血圧といって、初対面で緊張すると余計に上がる。

よく話を伺うと降圧剤を10年前から服用中。なんて薬ですか?「えーっと、あ、これこれ。」 胸ポケットから一つ出してくれた。ずーっと同じ薬を飲んでいて、血圧は健康診断でも高く、家で測っても150を切る事はない、という。

それじゃあ薬変えてもらった方がいいんじゃない?「主治医の先生に言ったんですけど、これでいいんだって。いつも顔も見ないで3か月分くれるんです。他の医者に変わろうかとも考えましたが、大学病院の診察券持っていたほうが、いざという時いいと思って。」

大病院とのつながりを断ちたくないと、通い続けている辛抱強い人がいる。待ち時間が長いのも、診察時間が短いのも、主治医がコロコロ変わるのも、我慢して大学病院に通うから、大学病院の待ち時間が長くなる。

診察券を持っていたからっていざという時にすぐに見てもらえるという保障は、実はどこにも無い。救急車に乗った時、その病院の空ベッドが無い、医師が他の患者さんの処置で手が離せない、となれば、あいている病院に連れて行かれる。優先されるということはほとんどないのに、勘違いしている人は多い。

そして、治療で何か疑問があっても、主治医に意見して機嫌を損ねてはいけない、などと考えていわれるままにしている患者さんが、いまだに何と多いことか!





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