暮らし

2008/02/24

医療不信の中で、注目の補完代替医療(CAM)とは? 

「知ってる人からプロポリスを勧められたけど、効くんでしょうか?」そんな質問を受ける事がある。巷にあふれるサプリメントや健康食品、何を選んだらいいのか。これらは補完代替医療と呼ばれる。ほかん・だいたい??聞いてもピンと来ない人がほとんどではないだろうか。アガリクス、サメ軟骨、アロマテラピー、ヨガなどと聞けば何となくイメージ沸いてきたかな?

現代西洋医療不信の中で、あらためて健康食品・漢方薬・民間療法・リラクゼーションなどの補完代替医療が注目されている。Complementary and alternative medicine 略してCAM(カム)。一般的に、現代西洋医学領域において科学的に未検証の医学・医療の総称とされる。アメリカやヨーロッパなどの先進国においても、積極的に利用されている。

補完代替医療が最近になって注目されるようになった背景には、西洋医学への不信がある。こんなに医学が進歩しても直せないガンや膠原病など不治の病がある。もう手立てがありません、となれば少しでも良いといわれる治療があれば頼りたい、藁にもすがりたいというのが人情だ。

西洋医学は臓器別の診療が主流となっている。つまり脳の先生は脳だけ、心臓の先生は心臓、肺の先生は肺、胃の先生は胃だけ。そして根本治療を重視する。脳腫瘍があるから徹底的に切除してとる。腫瘍はとったけど、命もとっちゃった、じゃ元も子もない。人間は脳だけ、心臓だけ、肺だけ、胃だけで生きているわけではないから、全人的にトータルに管理しなければ、治った、健康になったとは実感できる訳がない。

CAMには非常に多くの種類がある。漢方、チベット医学、インドのアーユルヴエーダなど民族医療、食事やサプリメント、この頃流行りのマクロビオティクス、リレクソロジー、アロマテラピー、音楽療法など感覚を利用してより健康になろうというもの、温泉療法、マッサージ、指圧など。
犬を飼うことによって癒されるアニマル療法、ガーデニングを行う園芸療法などは精神科領域にも取り入れられている。

CAMは安全で副作用が少ない、というイメージだが、本当のところ怖いこともある。血液をサラサラにする抗凝固作用をもつ、ニンニク、イチョウ、チョウセンエキスなどを手術前に飲んでいたら、出血が止まりにくくなる。

手術前には体力をつけなくちゃ、で急にこういった健康食品を家族や知り合いから差し入れされる可能性があるが、手術前1週間は手を出すべからず。





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