暮らし

2007/12/30

一年の計は元旦にあり。新年こそメタボの憂いなく・・・

心あらたに迎える新しい年、誰もが何より健康で病気や怪我のない一年を、と願う。病気になる前に病を予防する考え方を「未病」という。今流行(はやり)の予防医学の走りとも言える。そりゃあ病気で医者のやっかいになるより病気にならずにすめば何より。病気の人が減れば、病院の待ち時間も短縮され医療費が削減される。

実はかなり昔から、予防医学の考えはあったのだ。それというのも昔は医療が発達していなかったから、病気になったらほとんど治らなかった。医者なんて病状改善に何も寄与せず、ただ神妙な顔をして余命を言い当てる職業であった。占い師みたいなもんだ。ちなみに外科医は床屋が兼ねていた。その証拠に床屋さんのトレードマーク、今は余り見なくなったが、赤と青と白の渦巻き。これは動脈の赤と静脈の青とリンパなんですね。

幕末に一斉を風靡した新撰組では顧問の松本良順の「養生訓」に基づいて病気を防ぐための生活が行われた。病人は病室に隔離し、専門の看護人をつける。食事、台所、トイレ、風呂など公衆衛生に気を配る。

当時は獣を食べる事は忌み嫌われ、徳川綱吉の「生類憐れみの令」や仏教思想の影響などもあり、一般的に肉食は行われていなかった。しかし、病気を防ぐためには栄養を取る必要があったため新撰組は良順のアドヴァイスでお寺の境内でブタを飼育しヒンシュクを買った(参考 胡蝶の夢 司馬遼太郎)。これが隊士の貴重な蛋白・栄養源でもあったのだ。
あの沖田総司は良順が診る前に既に労咳だった。残念、
いい男は薄命。 あ、アナタは心配しなくていいよ。多分、世にはばかるタイプでしょ。

肉をたべるのは、薬としてであり、上層部においては「薬猟」と称する猟が行われ、猪や鹿、小さな獣、鴨、雁などの肉(フレンチでいうジビエですね)が食べられることもあった。彦根藩の井伊家は牛肉の味噌漬けを考案、反本丸(へんぽんがん)と称し、いわゆる「薬喰い」とした。やがてそれは「養生肉」として毎年寒中に諸侯に贈られ、将軍や御三家にも献上されたとのこと。

ほうら、やっぱり肉食べた方がいいんだよねー。年越しそばよりやっぱり肉肉!今夜は焼肉にしよう。

ちょっと待って!ほんっとに君たちって、自分の都合のいいようにしか解釈しないよね。

肉を食べない人は週2回くらいは心がけて肉を食べるべきだけど、肉を毎日食べている人は「薬」程度でいいんですからね!週2回は魚にし、毎食野菜を摂ろう。

この薬苦いなあ、子供は食べちゃだめ、とか言ってパパだけいっぱい肉食べたりして。饅頭怖いの世界やってそうだなあ。





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