尿酸よ、お前もか!高いとなんで悪いのか?分かってない貴方へ。
マンダリンオリエンタルが入っている日本橋三井ビル2階の千疋屋総本店でプリンアラモードをいただいた。色とりどりの果物に囲まれてプリンが鎮座まし素晴らしくゴージャス!季節のスペシャルパフェとどっちにしようか迷ったが、プリンとアイスと果物が渾然一体の魅惑に勝つことができませんでした。ああ、幸せ。
全然関係ないだろ?って? 今日の主役はプリン→プリン体→そう、尿酸!
尿酸値が7.0mg/dl を超えると高尿酸血症という。尿酸が高いだけでは自覚症状がないだけに、病気だと思っていない人がほとんどである。「何かご病気をなさったことは?健康診断で引っかかってませんか?」「いや、全く健康です。あ、コレステロールは年々高くなってます、それと尿酸」と当然のようにお答えになる。ちょっと待って!今の言葉、前のブログのプレイバック。オイオイ!
尿酸の結晶が関節に溜まって痛い発作を起こすのを痛風発作と言う。風が吹いても痛い、という激痛で足の親指の関節が赤く腫れて歩けない。この時ばかりは
「先生、何とかしてください、よーく効く痛み止め下さい。」一度この痛みを経験すると、尿酸値を下げなくては、と思うのだが普段は全く自覚症状がない。
実は人間を含め霊長類には尿酸を分解排泄するウリカーゼという酵素が無い。もっと下等動物にはあるのだが。どうも進化の過程で、いい食事(肉・魚など)をしていなかったために、突然変異で抜け落ちてしまったらしいのだ。ああ、ご先祖様なんておいたわしいや・・・てな訳で残念でした!
尿酸が高いまま放置していると、痛風発作が起こるだけでなく、腎臓の働きが悪化し、尿路結石もできやすくなる。尿酸は血管に炎症を起こし、動脈硬化が進行、結果として心血管障害や脳卒中も起こりやすくなる。

尿酸を甘くみない!
ただ、尿酸の産生は全体の6/7 が体の中で合成され、残り1/7 が食事からの摂取なのだ。尿酸のもと、プリン体の摂取を控えることは大切だが、プリン体を減らそうとすると、美味しいものが食べられなくなる。
高プリン食品の代表は海老、レバー、イカ、あじなど魚の干物。肉のスープ、モツ・ハツなど内臓。冬にますます美味しいアン肝。うーん好物ばっかりだって?これにビールを飲むと、加速度的に高尿酸血症は進む。





