暮らし

2007/12/16

脳外科医が脳ドック、受けてきました!

クリスマスのイルミネーションが街を彩る頃、毎年頭を悩ますのは彼女へのプレゼント。やっぱり2人で一緒、が何よりですよね。三ツ星レストランでお食事もいいけれど、今年は意表をついて2人で脳ドックなんてどうかな?実は脳外科医の私、人様の脳は数限りなく見てきたが、この度初めてMRI/MRAを撮ってきました!

それというのもザ・仰天ニュースに認知症の話題で出演した際、鶴瓶さんに、「脳の先生でも認知症になるでしょ?(MRI)やったことあんねん?」 と突っ込まれ「えっ?い、いやまだです。怖くて見れません・・・」
以来やらなくてはとは思っていたのだが、ついつい延び延びに。
日ごろ検査を依頼しているメディカルサテライト八重洲の神田分院に新しく3.0Tesra(テスラー)の高性能マシーンが導入されたのを機会に、よっしゃ体験してみよう。という理由なのだ。
「音が工事現場並みにうるさいよ」、とか「狭くて怖いけど閉所恐怖症はないですか?」などと言っているが、自分で入ってみないと説得力ないもんね。

脳ドックとMRI/MRAはどうちがうのだろうか。脳ドックは自由診療なので検査内容も検査費用も施設により様々だ。中心となる検査はMRI(Magnetic resonance imaging)磁気共鳴画像診断装置とMRA(Magnetic resonance angiogram血管撮影)。これを脳ドックだと思っている人も案外多い。一般にはMRI/MRAに加えて、血液検査、頚動脈エコー、心電図などをセットで行う場合が多く、費用は5万から10万円程度かかる。脳ドック学会ではガイドライン(2003年改訂)を出している。http://www.snh.or.jp/jsbd/gaido.html 

磁気で撮影するため、(放射線は使わない)時計やアクセサリー、ベルトなど金属をはずし、ビジネスホテルの寝巻きみたいな検査着に着替える。音対策に耳栓を渡してくれる。途中頭の周りで工事現場のような音、打楽器数種類、ドリル、伝導肩たたき器のような音。特に圧迫感もなく、痛みもなく20分間横になっているだけで検査は終了。ちょっと拍子抜けの簡単さ。

脳ドックで何が分かるのか。

まずは無症候性脳梗塞いわゆる’隠れ脳梗塞’。
MRIではT2強調画像などで脳実質内に白い点々として見える。もっともこういう白い点は必ずしも脳梗塞ではなく、血管の通り道なども白くうつり一般に年齢を重ねる毎に増える。年齢相応であれば問題はない。年齢より早めにこの白い点が見られる場合がある。動脈硬化のリスク、高血圧、糖尿病、高脂血症などがあれば注意が必要だ。

あ、この矢印私のじゃないですよ。念のため。





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