暮らし

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2007/09/21

あなたは若者か否か。 勇気を出してチェックしてみましょう。

そろそろ眠ろうと電気を消して布団に入ると、車やバイクの走る音や人の笑い声が遠くからかすかに聞こえてくる。
マンションのどこかの部屋で洗濯機が回る音や虫の鳴き声、風がなる音も、静かに横たわっている私の耳にははっきり聞こえる。

朝は隣の駐車場に大きなトラックがピーピーッと音をたてて止まる騒音で目が覚め、鳥が鳴き、TVが流れ、電車の中では隣に立つ人のiPodからシャカシャカとメタルが音漏れしている。

日々、音にまみれている。
完璧な闇がないように完璧な無音も、日常生活にはない。



もし完璧な無音の中にいたらどうなるだろうかと考える。

きっと、音が鳴っているのかいないのかもわからなくなり、耳の奥で、耳鳴りが大音量で唸り始めるのではないだろうか。
私は黙っているのか叫んでいるのかもわからなくなり、もはや無音なのかなんなのかもわからなくなるだろう…。

つまり、まったく想像がつかない世界だ。





昔、ハムスターを飼いはじめたとき、「こんなに小さい体だったらなにもかもが大きく感じるだろうな。世の中の音もうるさいんじゃなかろうか」と心配に思った。

でも彼の近くで音楽を流しても、耳元で声を出しても、ビクリともしない。
どうやら、ハムスターには私たちの世界の音は一部しか聞こえていなくて、その分私たちに聞こえない周波の音が聞こえるらしいとわかった。


私の見ている世界は、世界のほんの一部なのね…などと久しぶりに感じ入っていたあの頃。
数年たった今、同じ人間なのに年齢によって聞こえる音、聞こえない音があることを知ってショックを受けた。

ご存知の方も多いかもしれないが、「モスキート音」がそれだ。
若者だけに聞こえる音だという。





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