暮らし

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2007/08/31

楽しいのに「つまらない?」って聞かれたことがある人へ。笑顔を制するものは人生を制するのですね。

私は笑顔が苦手だ。
笑っているつもりなのに妙な顔をしていると思われる。
心から好意をよせてにこやかに相槌をうっているのにつまらなそうだと言われる。

「ポーカーフェイスだよね」と初めて言われたのは小学校の頃で、ポーカーフェイスの意味がわからず姉に聞いた覚えがある。
ああ、ポーカーフェイスってすましててカッコいいってことね、とバカな勘違いをしていたのはほんの数年。
つまり私は笑顔が下手くそなんだ、と気づいたのだった。

けっして不幸な家庭で育ったわけではないのに、考えてみれば子どものころから嬉しい気持ちを表現するのが苦手だった。褒められて嬉しかったとき、プレゼントをもらったとき、上手く笑えなかった。

親もかわいそうだな、褒めた甲斐がないだろうな、もっと屈託なく笑えたら親はもっと嬉しいだろうに。そんなことを思い始めたのはいつだったか。

そんなふうに心から嬉しいのに笑顔がうまくできず誤解されているものもいる一方、心から毒づいているのに上級の笑顔を見せる人もいる、というのは、まぁさすがにこの年になればわかる。
思春期のときは非難こそすれ、大人になった今、それはひとつの技術じゃないかと思うようになってきた。だって相手には一切嫌な思いをさせず、その場を盛り上げたどころか、笑顔上手という自分の演出も見事にしてみせたのだから。

周りを気持ちよくさせるだけじゃなく、自己演出の道具に笑顔はたぶんとても有効なのである。







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