暮らし

Column Title : 

2007/07/20

「勝手にマイブーム」は万歩計。意外と歩いてないものですよ。

 万歩計というものが流行ったのはいつだろうか。私は小学校のころ、担任の男の先生がつけていて「一日一万歩歩くと健康になれるんだぞ」と得意気に言っていたのが、万歩計との最初の出会いだ。
中学生のときには友人がつけ始め、なんとなくブームになって、部活の仲間やクラスメイトと一緒に、つけていたことがあった。

当時は万歩計=健康に気をつける=おばさんくさい、みたいな図式が頭にあり、なんとなく気恥ずかしい思いをしながら、制服のスカートに上着で隠れるようにしてつけていた。
 
おばさんたちのものだった万歩計はやがて市民権を得て、いまや若者向けのデザインのものや消費カロリーを計算してくれるものなど、様々なタイプが出ている。20年やそこらの間に、より健康というテーマが幅広い世代にのしかかってきた証拠だろうか。
当時はなんとなく友人がつけ始めたから、という理由で真似して、そしてあっという間に飽きたわけだが、小学校のときの先生が言っていた「一日一万歩」というのは意外と大変ということを感じた。

体育や部活がない日(そんな日、滅多になかったが)は、一万歩に届かなかった日があったはずだ。6000〜8000歩だったろうか。自宅から中学校までは15分歩く距離にあるというのに、登下校の道のりでも一万歩を稼ぐことはできなかったというのだ。


近頃、気づいたら一日机に座っていた、と気づく。通勤は電車が運んでくれ、家から駅までの5分と駅から会社までの5分、片道計10分を歩く。会社についたらエレベーター。デスクについてパソコンの電源を入れたかと思うと、歩くのはお昼のときとトイレくらい。

おそろしい。今、万歩計をつけたら2000歩もいかないのではないか。そういえば、電車に乗ろうと階段駆け上がっただけで、しばらく息が切れていたっけ…。
 
おーい、私よ。あんなに厳しい剣道部の稽古を耐え抜いたじゃないか。夏休みなんて午前も午後も一日中練習したじゃないか。スクワットなんて何百回したかわからない。マラソンで3位になったこともあったじゃないか。持久力と根性だけはあった(でも運動音痴だけど)の私、たった15年やそこらでいなくなっちゃうの?


買いましたよ。万歩計。いったい私は今の生活でどれほど歩いているのだろうか、だた純粋にそれが知りたくて、買いました。普通の腰などにつけるクラシカルなタイプを選んだ。安かったからだ。

昔はもっともっと格好悪いものに見えたけれど、今はコンパクトだし、デザインもいろいろあるのね。東京都リハビリテーション病院の猪飼哲夫先生によれば、健康を維持するには、一日8000歩歩くといい、というので、それを目標にしてみよう。





この記事のトラックバックURL:

特集

何も足さない究極の「原音」に触れる 「知名御多出横」
会員登録プレゼント

新着こだわりコラム

野外はドコデモ隠れ家だ

2008/12/04 野外はドコデ… 箱根の峠を…

ほろ酔い蕎麦屋めぐり

2008/12/04 ほろ酔い蕎麦… 市原の蕎麦…

文房具に寄す

2008/12/04 文房具に寄す 手帳選びの…

それいけ!ちょうどいい隊

2008/12/04 それいけ!ち… 寄席はお江…

担当ディレクターの「裏・建もの探訪」

2008/12/03 担当ディレク… 1000回…