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2007/06/22

男性の腹筋=女性の下着。見えないからこそ、ぜひお手入れを。

 スパルタ教育という言葉の語源、ご存知かと思います。その昔、紀元前480年頃のギリシャ付近、スパルタというポリスがあった。スパルタは、その権力を強い兵隊に依っていた。幼少期から厳しい訓練を施し、弱いものは遺棄し、殴り蹴りして、誰にも負けない強靭な精神と肉体を作り上げていったのだ。
 先日観た映画は、まさにその時代、100万という多勢のペルシャ軍とスパルタの精鋭300人が闘う『300(スリーハンドレッド)』という映画。

 映画の出来うんぬんはともかく、特筆すべきはその肉体! 300人の鍛え抜かれた男たちが迫ってくる様は見ごたえ抜群だ。

 しかもスパルタ軍、槍と盾を持ちマントを羽織っているのだが、その下はなぜかパンツ一丁。プロレスラーみたいなパンツなもんだから、どうしても体に目がいく。ペルシャ軍は鎧を着ているというのになぜ…。そんな格好なので、視線は自然と彼らの太もも、腕、そしてなにより一番の存在感を誇っていた腹筋へと導かれる。6つに割れた腹筋はもはや「おなか」という言葉はふさわしくなく、畏怖の念すら抱くような別の生き物であった。仰向けになったらきっとその深い溝には汗が溜まるだろう。

マトリックスのような、360度、スローモーションを交えたカメラワークでみせる腹筋男たちの闘いは、この映画の一番の見所だ。男性が好きそうなストーリーのせいか、一人できている男性客も多いなか、カップルできていた女性はきっと彼氏の隣で小さくため息を漏らしていたのではないか。そして彼氏は軽い嫉妬のような遠い憧憬のような強い畏怖のような思いを持ったのではないか。

 腹筋というのはなかなかシャイなヤツで、普段はたいてい服のなかでおとなしくしている。腕や首、ふくらはぎのように、いつでも人目にさらされる立場ではないわけだ。だからこそ、たまたまチラリと見えた腹筋が引き締まった美しいものだったら…。どことなく淫靡な気持ちになって、それでいてちょっと嬉しい気持ちになるんじゃないだろうか。





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