「溶岩浴があるんだって、行ってみようか」 大人の男はあくまでさりげなく汗をかくのだ。
汗をかく。それは私たち動物にとって至極当たり前の行為。しかし、全身を全力で動かすことがなくなり、夏でもクーラーの効いた空間にいることが多い現代、自然な汗を流すことは難しくなった。すなわち、わざわざ汗をかきにスポーツクラブにいってヒイヒイ言いながら運動したり、おじちゃんと世間話をしながらサウナで汗を流す、という行為が定番である。 そこにはどこかわざわざ感と言おうか、「俺、汗かかせていただきます!」と言った切実感がつきまとう。なんだかなぁ、そんな懸命な顔を見せずとも、大人の男たるものもっとスマートに汗をかけないものか…。と思った方、ありましたよ、都内の、それも六本木に。女性と一緒に健全に楽しく汗をかける場所が。
富士山の溶岩からつくられた溶岩石は遠赤外線や鉱物ミネラル、マイナスイオンが放出されており、岩盤浴よりグッと効果が高そうな気がする。こちらが謳うには、体重や体脂肪の減少というダイエット効果や美肌効果、肩こりや腰痛、冷え性の緩和といった効果が、とても高いそうだ。名前からしてもとっても効きそうだもの、溶岩浴。
うれしいことに1日6組限定のVIPルームでは、男女ペアで楽しめるらしい。外を見やると六本木のど真ん中。ヒルズや東京タワーが一望でき、二人だけの空間で溶岩浴が楽しめる。パウダースペースやソファースペースでゆったりくつろぎながら汗をかくその姿はまさに「大人の汗かき場」。わざわざ「汗かきにきました!」という必死さはどこにもなく、ちょっと時間が空いたので寄ってみました、というスタンスはあくまでスマート。もちろん手ぶらでOK(タオルや専用着などは用意されている)。 
理想のシチュエーションとしては、女性と食事をした後にぶらぶら街を散歩して、「ちょっと疲れたね。そういえばこの近くにゆっくりできる溶岩浴があるんだって。言ってみようか」と、食事と次の飲みの間に誘うかんじだろうか。あるいは食事後のバーを経て、ほろ酔い気分で駆け込むのもいい。
いずれにしても、「溶岩浴」という響きには女性を惹きつけるものがあることは確かだと思う。
ただ気をつけていただきたいのは「汗をかく」ということ。当然女性はすっぴんになるのが通常であり、やむをえない事情でメイクを落とさなかったとしても、汗をかいた顔はドロドロになるということだ。1、2回目のデートの相手を誘うと嫌がられるのでご注意を。
いつも飲んでカラオケ…というマンネリパターンの方、あと一歩がどうも踏み出せないという方、奥さまといつもと違う雰囲気を味わいたい方、オススメです。普段、滝のような汗をかくこともなかなかないですからね。紅潮した顔で汗を垂れ流すお互いを見て、なにか新しい刺激があるに違いない。

◆「ドラゴンスパ六本木」
東京都港区元麻布3-1-35 C-MA3 8
TEL 03-3403-6870 /営業時間 9:00-5:00
http://www.e-dragon.jp/





