暮らし

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2008/01/04

「我が家の伝統の味」に、ぜひ父レシピも。

子どもの頃は見向きもしなかった。
そもそも数の子にまったく興味がなかったし、気づけばなくなっていたような記憶で、味をまったく覚えていない。きっと、大人の楽しみとばかりに、子どもの眠った後に食べてしまっていたのだろう。

大人になって数の子も好きになり、夜更かしもするようになったころには、親戚のおじちゃんは亡くなっており、正月の松前漬も我が家から消えた。
松前漬はその後初めて食べて、すっかり私の好物となったが、おじちゃんの松前漬はどんな味だったんだろうと、今でも時々思う。

きっとどのご家庭にもそういった特別な味があるのだと思う。

けれどそれを踏襲していかなければ、あるいは新規開拓していかないと、どこかでその繋がった糸はとぎれてしまうんだなぁと、松前漬の味を踏襲できなかった我が家を見ていると残念な気持ちになってしまうのだ。

みなさんご自身は、ご自分こそがという味をひとつ持っているだろうか?
何かひとつ、これだけは毎年作り続けるんだ、というものがあると、なんか素敵だ。
毎年、今年の出来はどうかな、と思いながら皆でつつくものは、絶対に特別な味になると思う。

梅酒や塩辛、松前漬…。私も何か作りたいなと思い始めている。





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