真空管アンプには魔物が潜んでいるのか??その魅惑の世界を探る!
読者の方の中には、これまで1年近く連載してきたこのオーディオブログの中に、真空管アンプに関する特集が全くないことを訝しく思っておられる方がいるかも知れない。
実はこの真空管には魔物が住んでいるといううわさがあるー。
私は自分で真空管アンプ作りはしないし、何となく自分には手が出せない特別なものを見るような気持ちで、普段、真空管アンプに接しているような人間だが、聞くところでは、どうも一度この魔物に取り付かれると真空管の道を極めるまでどうにもこのアンプを作り続けることになるらしいーー。

そんなうわさが恐くて真空管には少し距離を置いてきたわけだが、このところ、真空管アンプを特集するオーディオ雑誌が出たり(左 写真)、A4サイズをキャッチフレーズにしたコンパクトな真空管アンプシステム(下 カタログ写真)がグッドデザイン賞を受賞するなど、ある意味、この真空管アンプがとても身近で話題になる状況が生じてきているようなので、今回、思いきってこの話題を取り上げてみることにした。

真空管というとぼっとオレンジ色に輝いているところがいかにも暖かい(実際は熱いが)感じだし、古めかしくてレトロなところは見ているだけで癒される。
実際の音も丸くて暖かいのだろうと想像してしまうが、別の見方をすると、真空管の動作はヒーターからプレートに向かって熱電子がひたすら飛ぶという、トランジスタより真っ当?で実に正直そのものであり、この真空管のアンプは全力投球のアンプと言ってもいいと思う。
この一回だけでとても真空管アンプの魅力の全てを語り尽くすことはできないが、歪み率や周波数特性ではとてもトランジスタには太刀打ちできない真空管アンプが、今でもこれだけ愛されているのは、その歪み故の心地よさがあるためとも言われているし、後述のように個々の真空管に音の個性があるので、それらをいろいろ取り替えることで自分の好みの音色が得られる。といった独特のこだわり方のためでもあろう。
少し言葉を説明すると、上記のヒーターからプレートに向かって電子が飛ぶものが2極管、ヒーターとプレートの間にグリッ
ドを入れて電圧を調節することで増幅作用を引き起こすものを3極管という。
またヒーターから電子が飛ぶものを直熱管といい、ヒーターで熱したカソードから電子が飛ぶものを傍熱管という(写真:3極管の動作)。
さらにチャンネルあたり1本の出力管で増幅する場合はシングルといい、2本の出力管に各々位相が逆の信号を入れて増幅する場合をプッシュプルという。
このプッシュプルでは位相反転回路が必要になるが、その代わり大きな出力を得ることができる。

そんなうわさが恐くて真空管には少し距離を置いてきたわけだが、このところ、真空管アンプを特集するオーディオ雑誌が出たり(左 写真)、A4サイズをキャッチフレーズにしたコンパクトな真空管アンプシステム(下 カタログ写真)がグッドデザイン賞を受賞するなど、ある意味、この真空管アンプがとても身近で話題になる状況が生じてきているようなので、今回、思いきってこの話題を取り上げてみることにした。

真空管というとぼっとオレンジ色に輝いているところがいかにも暖かい(実際は熱いが)感じだし、古めかしくてレトロなところは見ているだけで癒される。
実際の音も丸くて暖かいのだろうと想像してしまうが、別の見方をすると、真空管の動作はヒーターからプレートに向かって熱電子がひたすら飛ぶという、トランジスタより真っ当?で実に正直そのものであり、この真空管のアンプは全力投球のアンプと言ってもいいと思う。
この一回だけでとても真空管アンプの魅力の全てを語り尽くすことはできないが、歪み率や周波数特性ではとてもトランジスタには太刀打ちできない真空管アンプが、今でもこれだけ愛されているのは、その歪み故の心地よさがあるためとも言われているし、後述のように個々の真空管に音の個性があるので、それらをいろいろ取り替えることで自分の好みの音色が得られる。といった独特のこだわり方のためでもあろう。
少し言葉を説明すると、上記のヒーターからプレートに向かって電子が飛ぶものが2極管、ヒーターとプレートの間にグリッ
ドを入れて電圧を調節することで増幅作用を引き起こすものを3極管という。またヒーターから電子が飛ぶものを直熱管といい、ヒーターで熱したカソードから電子が飛ぶものを傍熱管という(写真:3極管の動作)。
さらにチャンネルあたり1本の出力管で増幅する場合はシングルといい、2本の出力管に各々位相が逆の信号を入れて増幅する場合をプッシュプルという。
このプッシュプルでは位相反転回路が必要になるが、その代わり大きな出力を得ることができる。








