ドイツをこんなに忘れていた
調子に乗って、かなり入念に剪定してしまった結果、いい芽が出ているのだけれど、まだ5cmくらいだろうか。ここからぐんぐん伸びるにしても、庭の花は今ちょっと淋しい状態だ。その中で、またしても忠実なポリアンサ「マザーズ・ディ」が、真っ赤なコロコロの花をつけてくれた。たしか、去年、ウチの庭で最後まで咲いてくれたのも、このバラだった。おかげで、いつも「母の日」―どうもネーミングがスベっているような気がする。
この赤い「マザーズ・ディ」の枝変わりの白が「シュネープリンセス」。ドイツ語のようなので、作出がドイツかと思って調べたら、オランダということだった。そこで、そういえばドイツのバラはどうなっていたのかなと考えた。日本では、デビッド・オースチンのイングリッシュ・ローズが大流行で、フランスのメイアン、ギヨー、デルバールといった種苗会社もヒット作を出して、フレンチ・ローズという対抗ジャンルができている。そうなると、どうもドイツの影は薄い。ドイツは、やはり自動車や万年筆といった機械モノに限るのか。そう思って、愛用の「NHKバラ大百科」を開いてみた。
試しに、作出国がドイツのものに付箋をつけていった。オールド・ローズの中に入るものは、フラウ・カール・ドルシュキ、グルス・アン・アーヘンくらいで、たいしたものはない。ここでは、やはりフランスが目立つ。ところが、フロリバンダを過ぎた辺りから、急に数が増えだした。ハイブリッド・ティーが終わるころには、ポストイットがなくなり、こんなことやり始めるのではなかったと後悔するぐらい出てきた。種苗関係のプロの人なら知っていることなのかもしれないが、こういうことを調べた結果も珍しいかと思って、出てきたものの名前を全部(だと思うけれど、見落としがあるかもしれない)書き出してみる。ほとんどが、コルデスとタンタウの2社の作出だったので、それも分けておいた。
コルデス社(Kordes):マジェンダ、ショッキング・ブルー、ブルー・バユー、アンジェラ、クイーン・マザー、ピノキオ、ニコル、アイスバーグ(シュネービッチェン)、アスピリンローズ、モナリザ、サプライズ、フリージア、カフェ、ラーヴァグルート、ガルテンツァウバー84、リリー・マルレーン、アブラカダブラ(以上フロリバンダ)パローレ、ブルー・リバー、シルバー・スター、ペーター・フランケンフェルト、エスメラルダ、コルデス・パーフェクタ、ケルナー・カーネヴァル、メルヒェンケーニゲン、セバスチャン・クナイプ、ニュー・ディ、ヘルムート・シュミット、バレンシア、ヴィーナー・シャルメ、クプファーケーニゲン、レディ・ローズ、ラスベガス、アリンカ、クリムゾン・グローリー、ドゥフトツァウバー84、カーディナル、ブルグンド81、コンラート・ヘンケル(以上ハイブリッド・ティー) ゾマーモルゲン、ゾマーヴィント、ラウプリッター、ヴェスターラント、ウルマー・ミュンスター、ドルトムンド、シンパティー、ラベンダー・ラッシー、エアルフト、ロバスタ(以上シュラブその他)タンタウ社(Tantau):マジョリカ、アキト、ゴルトエルゼ、オリンピック・ファイヤー(以上フロリバンダ) ブルー・ムーン、ブルー・パヒューム、ウィミー、サマー・レディ、ヴィオリーナ、ポーラーシュテルン、ゴールデン・ハート、インカ、ドゥフトゴルト、ランドラ、ウィスキー・マック、アシュラム、スーパー・スター、フロージン82、ドゥフトボルケ、バルカロール、アストリット・グレフィン・フォン・ハルデンベルグ(以上ハイブリッド・ティー)シティ・オブ・ヨーク、シュネーヴァルツァー(以上ラージ・フラワード・クライマー)ロココ(以上シュラブ)





