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2008/08/24

秋花のための序章

暑い暑いといっても、空を見ると秋の雲が浮かんでいたりする。また9月には暑さがぶり返したりするのだろうが、季節は確実に先へと進んでいる。オリンピックも終わることだし、また庭へと頭を戻していきたい。この2週間の早かったこと。水泳や柔道を見ていたのが、ずいぶん昔のことのように思える。

8月の暑さの中で、ここまではバラの健康を維持するという作業を続けてきた。しかし、これからは、いかにきれいな秋の花を咲かせるかという課題に取り組む。したがって、四季咲きのバラが対象となるのだが、一期咲きのものにも軽く整理が必要だ。

バラは、昼間の気温が20度、夜の気温が10度になるころが、一番きれいに発色した花を咲かせるのだそうだ。東京ではちょうど10月下旬から11月の初頭の気温だ。ただ、このところの温暖化で今年はどうなるだろう。

剪定から開花までの期間は、およそ50日。だから、10月の下旬をターゲットとするなら、9月の第一週くらいに鋏を入れればいいことになる。しかし、ハイブリッド・ティーでバラのコンテストに出そうなどという世界では、もっとシビアな逆算が必要になるのだそうだ。バラの遅咲きの品種では、54日。早咲きの品種は、45日ということだから、バラによって10日ほどのズレが発生することになる。ということで、コンテストを狙う人は、さらに同じ種類でも株ごとに日を変えて、あるいは同じ株でも枝ごとに日を変えて剪定を行うのだそうだ。ウチの庭のバラのように、知らないうちに咲いていましたというわけにはいかないらしい。

秋の剪定では、およそ先端から三分の一の高さで、5枚葉の上5〜6mmを斜めに切ることになっている。同時に、枯れたり、生育が遅れたりした不要な枝は、切り落としてしまう。さらに、開花時期をコントロールする場合は、上の方で切れば早く、下の方で切れば遅く花が咲くので、そこでも調節するのだそうだけれど、これは本当にコンテスト用の話だろう。ちょうどオリンピックの後だけに、このコンテストの話にはアスリートを育てるような迫力がある。バラでも金メダルを目指してしまったら大変なことだ。

さて、コンテスト・フラワーの話を聞いて、いささか当惑気味のウチの庭のバラの剪定だが、四季咲きのイングリッシュ・ローズは、やはり三分の一くらいを基準に軽く高さをつめ、下の方の枝と葉を、風通しをよくするために整理する。また、盛夏には、液肥だけにしておいた鉢植えへの施肥に固形肥料を復活する。今、たくさん蕾がつき始めているが、これも一時お休みのつもりで切り取ってしまう。





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