咲いた、見た、撮った、切った
「スノー・グース」は、つるバラのイングリッシュ・ローズだ。「マダム・アルフレッド・カリエール」のところで書いたが、アーチの反対側から登ってきている。蕾は、ピンク色なのに、開花の時はクリーム色の花になる。それが完全に開ききると、透明感のある白に変わる。これが他のバラともよく調和するので、もう一種類絡めてみようと思っている。紫かピンクのクレマチスなんかもいいかもしれない。変わったところで、ミニバラの「エトランゼ」が咲いた。紫がかった乾いた感じの白だ。花弁の内側に茶色がさして、陶器のような風合いがある。いろいろと難しさのあるミニバラとしては、わりと丈夫で長生きしている。

このように、順調に開花していく庭のバラの中にあって、実際には、そう行かなかったバラたちもある。ちゃんと相手をしていれば虫の害は防げるし、基本的には虫とは共生関係にあるので、花や葉を失うくらいで済む。病気にしたところで、ウドンコ病も、黒星病も、それですぐ枯れてしまうわけではない。ところが、毎年、必ず突然死するバラがある。
もちろん、バラが枯れるのには、必ずその原因となるものがあるはずである。特に、突然死には、根が関係ずることが多い。例えば、渇水や過水によるダメージだ。カナブンの幼虫に根を食われてしまうこともある。ところが、そういった明らかな原因がなくても、枯れてしまうバラがある。
それは、よく考えてみると、新芽が出て、これから伸びようとする時期とか、蕾をたくさんつけて、これから咲こうとする時期など、バラがもう一歩のエネルギーを必要とする時期にあるような気がする。結局、それが出し切れなくて、急速に衰えると、助けようもなく枯れてしまう。一方で、新芽を枯らし、葉を落としながらも生き返るバラもあるのだが、個体としての生命力
の違い、あるいは運としかいいようがない。苗の段階までは立派に育って来たわけなので、あらためて自分の無力を感じてしまう。おそらく、バラを育てる人なら、誰もが経験していることだと思うのだが、この次には何とかしたい。なんだか少し暗くなってしまったので、明るいオレンジ色のイングリッシュ・ローズ「パット・オースチン」。
さて、今週はどの花が咲くのだろうか。








