黄色の花に注意
わが家の庭は、今、庭というには、鉢がごろごろ置いてあって、バラの生産現場のようだが、それでも一応庭としての見栄えがするように工夫されている。まずは、フォーカル・ポイントを二箇所定めてある。庭を眺める時の視点の位置だ。そこから見える景色で、まとまりがつくように草木が植えられている。もっとも、それほど広くないので、すべて視界の中に入ってきてしまうのだけれど。庭を構成する上で、注意したことが二つある。
まずは、色の整理だ。鉢植えのバラが多くあるので、どうしても赤やピンク、白が多くなる。さらに暗い赤、紫、オレンジと、これに庭木の緑のグラデーションが加わって、どうにか補色関係のまとまりがついている。それに、季節の青の草花を点在させてアクセントにしている。逆に、黄色の要素は極力排除している。黄色は主張が強い上に、非常に独立性が高い。いわゆる悪目
立ちになってしまうのだ。黄色のバラもさることながら、黄色の花には個性的なものが多い。ヒマワリなどはその最たるものだ。そして、意外と厄介なのが三色すみれ、パンジー、ヴィオラの類だ。独断と偏見によるものだとは思うが、未だにパンジーを地植えした庭で成功したものを見たことはない。プランターにしても、同じ色でプランターを二個くらいいっぱいにして、ようやく落ち着くと思う。庭の一部にするには、それくらいのまとまりが要る。さらに、庭の構成には、高さに対するこだわりが必要だと思う。つまり、立体としてのまとまりだ。だから、パンジーなどは、直接花
壇に取り入れるには背が低すぎる。寄せ植えで、ある程度の高さの鉢に植えて、ようやく庭の中に置くことができる。よく花壇に植えられている桜草やマツバボタンなどにも同じことがいえる。特にウチの庭では、バラという要素がある程度の高さとボリュームをかせいでしまうので、その半分くらいの高さの草花をまとめて植える必要がある。ウチ奥さんの趣味で、今はオダマキとユリが植えられているが、いろいろな葉色のフォスタと、アスチルベがさらにその隙間を埋めている。





