趣味

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2008/03/16

梅は咲いたか 木の花も香る

本格的に芽が動き出した。こうなると庭に出るのが急に楽しくなる。たった一日で芽が驚くほど大きくなり、いつの間にか葉に変わっている。その葉も緑だったり、赤かったりして、しかも生意気に小さいながらも精巧な葉の形をしている。これが太陽の光を受け止めだすと、植物の成長はさらに活発化する。それを支えてやるために、また庭に出る。

金曜の夜、土曜日の天気が晴れなのがわかると、風のないことを確かめ「さぁ何を撒こうかな」と考える。基本は木酢液なのだが、今年は花期になるまでは、殺菌剤の「ダコニール」を月に1〜2回噴霧してみようと思う。去年、開花の前にしつこいウドンコ病にかかってしまった反省からだ。これが撃退できずに、次々に蕾の首のところが白くなってしまった。どうもウチの庭は空気の流通が悪いようだ。さらに、色づいた蕾のど真ん中に、丸い穴を開けられてしまった。これはゾウムシの仕業らしい。それでもバラは花を咲かせるが、花弁に穴が開いているのを見ると悲しくなるくらい痛々しい。咲いた花を揺すると、小さな虫がぱらぱらと逃げ出した。スリップス(アザミウマ)だ。これには、あまり使いたくないのだが、殺虫剤が必要だ。幸いにも、アブラムシ、アオムシ、ケムシの類の方はほとんど発生しなかった。黒点病も、秋まではなんとか抑えられた。木酢液と漢方薬の「碧露」の成果だと思う。

ウチの庭はそれほど広くない上に、先々代からの庭木があり、ウチの奥さんの実家からも何本か引き継いだりして、かなり込み入っている。さらに道路に面した側は金木犀の生垣になっている。20年くらい前までは、こういうのは当たり前だったのだが、最近は近所でも少なくなっている。道路を挟んだ向かいは、見越しの松のある古い家で、ウチのよりもずっと立派な庭木が植えられていた。ところが、いつの間にか売り払われて、なんとそこに4件の三階建ての家が建つという。現在建設中だが、駐車場はあっても庭のスペースなどはない。こういう家では、二酸化炭素を吸収する必要はないのだろうか。

ガーデニングといえば、本来は庭造りという意味になる。ところが、ウチの庭には、もはや庭として何とかできるだけの余地はほとんどない。残り少ないスペースでバラを育て、時々やって来てはフンをしていく近所の猫のように、ウチの奥さんが土のあるところを見つけて何かをコソコソと植えている。その結果、突然ユリが生えたりする。





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