趣味

2008/05/18

天体観測をしよう(2) フーコーの振り子を知っていますか?

我々が同様の実験を行う場合、振り子を支える点の摩擦等を考えると、短い振り子や軽い振り子はすぐ止まってしまうので回転を観察することが出来ませんから、フーコーの振り子と同様に相応の長さと重さが必要です。
 このような大きな振り子を実際に見ることのできる場所は、日本では国立科学博物館を始め、高校、大学、科学館、天文台など30ヶ所以上にのぼっていますが、実は東京ディズニーシーにこのフーコーの振り子があることは意外に知られていないのではないかと思います。

ディズニーシーの岩山近くにあるフォートレスエクスプロレーションという冒険家、探検家の活動を紹介するエリア(写真)の中のペンデュラムタワーにこのフーコーの振り子が納められています(写真)。
この振り子の下にはピンが立ててあって、振り子の回転が目で見えるように工夫されているのです。しばらく見ていると、振り子の振れる面が回転していって新たにピンが倒れるのがわかります。





他にもここには探検家や科学者の肖像(写真)などが展示されていて、さらに同じエリアのチェインバーオブプラネットには、何と太陽系の展示があります(写真)。






この展示には、太陽系の惑星の一つ一つを手動!で動かして公転させることができるという楽しい仕掛けがあります。また近くのレストランには、全天の星座を描いた天井(写真)や地球儀(写真)があって、宇宙気分満点で食事ができる仕掛けになっています。 











もちろんディズニーシーの入り口にも大きな地球儀があって、入場者を出迎えてくれますが、この地球儀を見ていると前回のスペースシャトルの話を思い出してしまいます。本当にこの地球儀のスケールで見ると、スペースシャトルは地球すれすれを這うように飛んでいるような感じに見えてきますね。

今年25周年を迎えて大変賑わうディズニーリゾートですが、ぜひ一度このディズニーシーのフーコーの振り子を見て地球の自転を実感していただきたいと思います。

実は、古代人達は、この地球の自転の影響を受けない振り子というシステムを使って計量単位を決定し、さらに天体の運行をも計測していたというのです。
 天文学的に重要な巨石遺跡群もこうした単位で設計されており、また古代シュメール人も振り子を使って単位を決めていたという証拠があるそうです。
 さらに驚くべきことに、緯度で回転する大きさが決まっているはずの振り子が日食の時に逆回転をするという不思議な現象が観測されているそうで、この原因はまだ謎のままです。

振り子は一見単純で誰でも簡単に使えるようなものですが、実は大変奥深く謎に満ちた天体観測システムだということを、今回改めて認識しました。





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