星空への招待(6) 春の大曲線としし座、そして土星
早いものでもう4月も半ばを過ぎました。
楽しみにしていた桜の季節もあっという間に過ぎてしまい、何だか寂しい気持ちですが、いよいよ新緑の季節が到来しますし5月の連休ももうそこですから、元気を出して頑張って行きたいと思います。
3月の始めに一度春の星空を御紹介しましたが、それから一月半が経過して星空の様子もまた変わってきました。
この時期は冬に較べて夜も随分と暖かくなり、しかも気流も比較的安定しているので、実は天体観測にはなかなかよい季節です。
ただ最近もそうですが、春の長雨と言いますか意外に雨の日が多いので、晴天に恵まれるかどうかが気になるところです。

さて、冬には天頂にあったオリオン座、おうし座、ふたご座などは、この時期ほとんど西の地平線に消えかかっています。
また観測好機の火星もふたご座からかに座に移動中でかなり西の方角に見えるようになっています。
これらに代わって天頂に上がってきているのが、春の星座であるしし座、おとめ座、北斗七星を擁するおおぐま座などです(写真)。

北斗七星については以前書きましたが、ひしゃくの口を下にして上ってきたこの北斗七星のひしゃくの柄(おおぐまのしっぽ)をそのまま延長していくと、うしかい座の一等星アルクトゥルスが見つかります。
そしてそのままさらに曲線を延長していくとおとめ座の一等星スピカに到達します。この天頂から南の空に向かって描ける曲線を春の大曲線と言います(写真)。

そしてもう一つ、この時期に天頂付近で目を引くのはしし座の一等星レグルスと、それと並んでししの右足の付け根あたりで明るく輝く土星です(写真)。
土星は0等星に相当する明るさがあるので、まるでレグルスと双子の星のように見えます。この土星は5月上旬にはレグルスに最大約2°まで接近します。
一等星レグルスは実質等級1.4等で全天の一等星の中では最下位の明るさなのであまり目立ちませんが、黄道(太陽が通る道)上にある唯一の一等星なので近くを通る月に隠されることがあり、その意味で有名です。しし座については次回もう少し詳しくお話ししましょう。
この時期は冬に較べて夜も随分と暖かくなり、しかも気流も比較的安定しているので、実は天体観測にはなかなかよい季節です。
ただ最近もそうですが、春の長雨と言いますか意外に雨の日が多いので、晴天に恵まれるかどうかが気になるところです。

さて、冬には天頂にあったオリオン座、おうし座、ふたご座などは、この時期ほとんど西の地平線に消えかかっています。
また観測好機の火星もふたご座からかに座に移動中でかなり西の方角に見えるようになっています。
これらに代わって天頂に上がってきているのが、春の星座であるしし座、おとめ座、北斗七星を擁するおおぐま座などです(写真)。

北斗七星については以前書きましたが、ひしゃくの口を下にして上ってきたこの北斗七星のひしゃくの柄(おおぐまのしっぽ)をそのまま延長していくと、うしかい座の一等星アルクトゥルスが見つかります。
そしてそのままさらに曲線を延長していくとおとめ座の一等星スピカに到達します。この天頂から南の空に向かって描ける曲線を春の大曲線と言います(写真)。

そしてもう一つ、この時期に天頂付近で目を引くのはしし座の一等星レグルスと、それと並んでししの右足の付け根あたりで明るく輝く土星です(写真)。
土星は0等星に相当する明るさがあるので、まるでレグルスと双子の星のように見えます。この土星は5月上旬にはレグルスに最大約2°まで接近します。
一等星レグルスは実質等級1.4等で全天の一等星の中では最下位の明るさなのであまり目立ちませんが、黄道(太陽が通る道)上にある唯一の一等星なので近くを通る月に隠されることがあり、その意味で有名です。しし座については次回もう少し詳しくお話ししましょう。





