緊急速報!太陽系の新しい惑星を予測--神戸大学グループ
今回は星空への招待(5)を掲載の予定でしたが、28日付の全国紙の一面に報じられた太陽系の新しい惑星の話題について緊急特集したいと思います。
概要は新聞に報じられていますし、近々その専門的内容はAstronomical Journalという学術雑誌に掲載されるようですが、とにかく太陽系の新しい惑星の存在が理論的に高い精度で予測されたというこのニュースには驚き、また大変興奮させられます。

太陽系の惑星といえば、一昨年の“惑星騒動”を思い出す方も多いと思います。
2006年にプラハで開催された国際天文学連合(IAU)の総会で惑星の定義が決議され、それまで1930年の発見以来70年以上惑星として存在してきた冥王星が惑星から外された“事件”です(写真:投票風景)。
そもそも昔から惑星は、その名前の通り恒星の動きとは異なり天球上をウロウロと動きさまよう星として見つかってきたわけです(写真左は惑星の軌道、右は惑星の大きさ)。


しかし、最近になって天体観測技術が進歩すると、海王星より遠くの場所で、多くの小惑星が見つかるようになり、特に2000年以降には冥王星に近いあるいはそれを上回るような大きさの天体が発見されるようになって、惑星の定義そのものについての再検討が必要となってきました。
そこで国際天文学連合では約2年の準備を経て、2006年の総会で惑星の定義についての決議を行ったわけです。
当初は惑星を12個とする案が出されていました。
即ち、海王星までの8個を古典的な惑星、冥王星、小惑星セレス、冥王星の衛星カロン、そして冥王星より大きい2003UB313をより小さい惑星(dwarf planet)とする案でしたが、この「球形で重力を持ち、恒星を周回する恒星でも衛星でもない天体」という冥王星を含有する定義では、今後、惑星の数がどんどん増えるかも知れないという不都合があり、これらの問題点から最初の案には多くの反論がありました。
そこで、総会の後半で新しい定義が提案されたわけです。
ここでは惑星を海王星までの8個とし、新たに「軌道上で他の天体を排除していること」を定義に加えて、冥王星などのdwarf planetは惑星から除外するとしました。
同時に、冥王星については新しい種族のdwarf planetとする旨の決定がなされたわけです。
確かに冥王星は、その軌道が他の惑星の軌道平面から17度も傾いていて、しかも軌道の形はいびつであり、半径も水星の半分以下という変わった惑星ではありましたが、我々には、水、金、地、火、木、どってん海冥という名前で親しまれてきただけに、この決定はちょっと残念あるいはショックだなあ、という感じでした。
特に困ったのは学校教育の現場や科学館などで、この「格下げ」への不満や改善を求める声は今も続いているようです。

太陽系の惑星といえば、一昨年の“惑星騒動”を思い出す方も多いと思います。
2006年にプラハで開催された国際天文学連合(IAU)の総会で惑星の定義が決議され、それまで1930年の発見以来70年以上惑星として存在してきた冥王星が惑星から外された“事件”です(写真:投票風景)。
そもそも昔から惑星は、その名前の通り恒星の動きとは異なり天球上をウロウロと動きさまよう星として見つかってきたわけです(写真左は惑星の軌道、右は惑星の大きさ)。


しかし、最近になって天体観測技術が進歩すると、海王星より遠くの場所で、多くの小惑星が見つかるようになり、特に2000年以降には冥王星に近いあるいはそれを上回るような大きさの天体が発見されるようになって、惑星の定義そのものについての再検討が必要となってきました。
そこで国際天文学連合では約2年の準備を経て、2006年の総会で惑星の定義についての決議を行ったわけです。
当初は惑星を12個とする案が出されていました。
即ち、海王星までの8個を古典的な惑星、冥王星、小惑星セレス、冥王星の衛星カロン、そして冥王星より大きい2003UB313をより小さい惑星(dwarf planet)とする案でしたが、この「球形で重力を持ち、恒星を周回する恒星でも衛星でもない天体」という冥王星を含有する定義では、今後、惑星の数がどんどん増えるかも知れないという不都合があり、これらの問題点から最初の案には多くの反論がありました。
そこで、総会の後半で新しい定義が提案されたわけです。
ここでは惑星を海王星までの8個とし、新たに「軌道上で他の天体を排除していること」を定義に加えて、冥王星などのdwarf planetは惑星から除外するとしました。
同時に、冥王星については新しい種族のdwarf planetとする旨の決定がなされたわけです。
確かに冥王星は、その軌道が他の惑星の軌道平面から17度も傾いていて、しかも軌道の形はいびつであり、半径も水星の半分以下という変わった惑星ではありましたが、我々には、水、金、地、火、木、どってん海冥という名前で親しまれてきただけに、この決定はちょっと残念あるいはショックだなあ、という感じでした。
特に困ったのは学校教育の現場や科学館などで、この「格下げ」への不満や改善を求める声は今も続いているようです。





