趣味

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2008/07/15

何はなくとも食がある―台北―

やれやれ、こりゃやっかいだな。
今回の台北はそんな具合に始まった。

飛行機を下りてイミグレに向かう途中、「チョトマッテ!」と空港職員から声をかけられ腕をつかまれた。
なんのこっちゃと思うやいなや耳の穴に何やら突っ込まれて、「気分悪くないですか?」と聞かれた。耳から引き抜かれたたテレビのリモコンみたいな機械に『37.5℃』とデジタル表示されている。どうやら通路に設置されているサーモグラフィーに僕の顔が赤く写ったようだ。
「大丈夫です。」と言ってその場は逃れたが、言われてみると確かにぼーっとする、気がする。
病は気からなんていう言葉がある。ホテルに着くまでのタクシーの中で「まいったなぁ、2週間あるのに…。」とネガティヴに傾くにつれ、全身に寒気を感じるほどになってしまった。
とりあえず、仕事は明日から。薬を飲んで早寝しよう。
翌朝、すっきりしないまま同行のライターさんと取材に出かけた。今回はほとんどが料理の撮影ということになっている。レストランに行き、撮影して、食べる。


台北にはこれといった見所に値する観光地がほとんどない。故宮博物館は世界でも屈指の展示を誇る由緒ある施設であることに間違いないが、それ以外にじっくり観光するとすれば郊外に足を伸ばすしかない。あとは、マッサージ、買い物、茶館。僕はどれもあまり興味がない。残るは「食」だけである。
ひとくちに台湾の「食」と言っても、ぱっと思いつくだけで、麺、小龍包、海鮮、夜市の小吃など多岐にわたる。そのほとんどを片っ端から取材する。そして食べる。





夜にはレストランに独特のネオンが灯り、仕事帰りの老若男女が吸い込まれて行く。











夜市には観光客ではなく、地元の人でごったがえす。












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