ザルツブルク音楽祭2008 第4回 魔笛
今週は、モーツァルト晩年の傑作、「魔笛」の再演。8月21日の公演より。
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3. 新生ソプラノ歌手 ニーノ・マチャイーゼに熱狂的な拍手!
「ロメオとジュリエット」
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「ロメオとジュリエット」
夜の女王とモノスタトス
© Clärchen Baus-Mattar & Matthias Baus
© Clärchen Baus-Mattar & Matthias Baus
「魔笛」に関しては、モーツァルトとオペラ・第6回(2008年2月29日)でも詳しく説明したのでストーリーなどは省くが、モーツァルトが死去した1791年、最後に完成させたジングシュピール(独:歌芝居)である。ドイツ語圏では圧倒的に上演回数が多いオペラとして親しまれている。
さてこのプロダクションはモーツァルトイヤーの2006年に指揮のリッカルド・ムーティと演出のピエール・アウディというコンビで発表されたプロダクション。実は「魔笛」は、2005年の音楽祭に巨匠グレアム・ヴィックが造った舞台を2006年のモーツァルトイヤーにも使う予定だった。しかし、ザラストロの教団が老人ホーム、ザラストロはそこの院長、タミーノは半ズボンにスニーカーというハチャメチャなものだったので、観客、マスコミに酷評され、急遽造られたのが、このアウディの舞台だった。
魔笛の劇場は音楽祭のメイン会場、祝祭大劇場
© Clemens Kois
© Clemens Kois
アウディはベイルート生まれの英国人で、アムステルダムなどで活躍している演出家。この「魔笛」は、カラフルな原色をふんだんに使った動物や草木の置物が舞台狭しと踊りまくり、ちょっと不気味なおとぎ話という趣になっている。
2幕では大きな長方形を重ねてピラミッドに見立てたような舞台装置の中ででオペラが進行していく。この舞台も決して悪くはないが、私個人的には、ヴィックの前のアヒム・フライアーの演出で、フェルゼンライトシューレ全体をサーカス小屋にしてしまい、登場人物がピエロや大道芸人というステージの方がメルヘン的で良かったと思うが。
メンヒシュタインの丘から祝祭歌劇場を望む
祝祭劇場前からホーエンザルツブルク城を望む





