本・エンタメ

2008/08/15

野外オペラのすすめ 第2回

先週に引き続き今週も野外オペラ。主なものを紹介していこう!

 先週はアレーナ・ディ・ヴェローナを紹介したが、それ以外にたくさんの野外オペラ、野外音楽祭があるので列記していこうと思う。

まずはやはりイタリアから。ヴェローナ以外では、まずマチェラータの音楽祭が有名だ。マチェラータはフィレンツェあるトスカーナ州の裏側、マルケ州にある中部イタリアの町で、アドリア海から20kmほど入った丘陵地帯にある。会場は、2,000年の歴史を誇るアレーナ・ディ・ヴェローナとは違い、19世紀に建てられたスフェリステリオというネオ・クラシック様式の競技場が使われる。アレーナのような円形ではなく、横に長く舞台の後ろが切り立った壁なので音響もとても良く、
一流キャストも出演するので人気は高い。財政難が伝えられるが、それでも毎年キチンと上演は続けられている。

このブログでも以前紹介したが、プッチーニが住んでいたトーレ・デル・ラーゴという湖畔に建てられた特設劇場で行われるのがプッチーニ・フェスティヴァルである。今年から旧劇場の隣に新しい劇場が建てられ、そこで上演が行われている。湖の上で音響は決して良くないのでマイクで声を拾うが、最近はかなりの一流歌手も出演するようになり、日本への引越し来日公演も果たした。

それから、ローマのカラカラ浴場の音楽祭は、古代ローマ遺跡で繰り広げられる一大スペクタクルである。ローマ歌劇場のオーケストラ、合唱団が出演するのでレヴェルも高い。一時期老朽化と文化財保護のために修復工事が行われていたが、1990年サッカーのワールドカップ・イタリア大会にて、決勝戦の前夜祭のイヴェントしてパヴァロッティ、ドミンゴ、カレーラスのジョイントコンサートが行われ、それが3大テノールの始まりとなった。

マチェラータのスフェリステリオ客席

マチェラータのスフェリステリオ外観

今年のG/Wにはまだ建設中だったトーレ・デル・ラーゴの新劇場





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