イタリア・オペラ日記 第5回 フィレンツェ
今週はイタリア編最終回、フィレンツェ5月音楽祭のオープニング・オペラ「カルメン」を
4月30日は午前中にボローニャからフィレンツェに移動した。
フィレンツェの説明はもはや必要ないであろう。豊かな自然と肥沃な土地に恵まれて古くより栄え、「花の都」と呼ばれている。また、メディチ家支配の下、ルネッサンス文化が花開き、世界遺産に登録されている歴史地区では今もその素晴らしい芸術文化を見ることができる。
特に有名なものを列記するとまずはウフィツィ美術館。かの有名なボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」と「春」、他にもラファエッロの「ひわの聖母」、ミケランジェロの「聖家族」、ダ・ヴィンチの「受胎告知」等々、イタリア最大の美術館に相応しいコレクションで溢れている。
広大な宮殿、ピッティ宮殿は、モーツァルトがトスカーナ大公に謁見した場所で、現在はパラティーナ美術館、ボーボリ庭園を持っている。また、このピッティ宮殿とウフィツィ美術館をつなぐヴァザーリの回廊はメディチ家のプライヴェートな通路として作られ世界一豪華な廊下として有名。有名なヴェッキオ橋の2階部分を通ることができる。
サンタ・クローチェ教会は、ミケランジェロ、ガリレオ、マキャベッリらが眠るフランシスコ会の教会で、ロッシーニもここに葬られている。
フィレンツェのシンボル、ドゥオーモは正式名称をサンタ・マリア・デル・フィオーレ教会と言うが、巨大な大聖堂、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼からなり、大聖堂入口を入ってすぐ右には、ミケランジェロの彫刻「ピエタ」を見ることができる。
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会は、世界最古の同名の薬局を併設しておる。14世紀に市庁舎として建てられたヴェッキオ宮殿は、今も市庁舎として使われている。サン・マルコ美術館はギルランダイオの「最後の晩餐」が有名。アッカデミア美術館にはミケランジェロの最高傑作「ダビデの像」が残っているが、そのレプリカは今もシニョーリア広場に置かれている。またこれらは代表的なもので、他にも無数のルネッサンスの遺産が町中に残っている。
また忘れてならないのがオペラ発祥の町であるということ。詳しくはこのブログの第1回「オペラとは?」(2007年5月18日)に書いているのでそちらを参考にして欲しい。
フィレンツェに現存するオペラハウスはテアトロ・コムナーレとペルゴラ劇場の2つ。ペルゴラ劇場の方は1656年開場という歴史を持つ劇場で、1,000席の座席を持っている。ヴェルディの「マクベス」を初演したことでも知られているが、現在はおもに演劇の会場として使用されている。さて、テアトロ・コムナーレだが、1852年に野外劇場として開場し、1883年に屋根が取り付けられ現在の形となった。外観はそっけないが、ホワイエや客席は豪華で、広い空間を持つ。プラテアの周りに1層のパルコ、その上に2層のガレリアという造りは、イタリアのオペラハウスにあっては馬蹄形ではなく、近代的なもの。音響がとても良いことでも知られている。フィレンツェのオペラシーンといえば、やはり5月音楽祭が有名であるが、これは1933年に始められ、今年で71回目を迎えた。オペラだけでなく、オーケストラのコンサートやバレエ、ピアノなど多彩なプログラムが組まれている。

丘の上のミケランジェロ広場よりアルノ川とヴェッキオ橋を望む

開演前の劇場(テアトロ・コムナーレ)風景
フィレンツェの説明はもはや必要ないであろう。豊かな自然と肥沃な土地に恵まれて古くより栄え、「花の都」と呼ばれている。また、メディチ家支配の下、ルネッサンス文化が花開き、世界遺産に登録されている歴史地区では今もその素晴らしい芸術文化を見ることができる。
特に有名なものを列記するとまずはウフィツィ美術館。かの有名なボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」と「春」、他にもラファエッロの「ひわの聖母」、ミケランジェロの「聖家族」、ダ・ヴィンチの「受胎告知」等々、イタリア最大の美術館に相応しいコレクションで溢れている。
広大な宮殿、ピッティ宮殿は、モーツァルトがトスカーナ大公に謁見した場所で、現在はパラティーナ美術館、ボーボリ庭園を持っている。また、このピッティ宮殿とウフィツィ美術館をつなぐヴァザーリの回廊はメディチ家のプライヴェートな通路として作られ世界一豪華な廊下として有名。有名なヴェッキオ橋の2階部分を通ることができる。
サンタ・クローチェ教会は、ミケランジェロ、ガリレオ、マキャベッリらが眠るフランシスコ会の教会で、ロッシーニもここに葬られている。
フィレンツェのシンボル、ドゥオーモは正式名称をサンタ・マリア・デル・フィオーレ教会と言うが、巨大な大聖堂、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼からなり、大聖堂入口を入ってすぐ右には、ミケランジェロの彫刻「ピエタ」を見ることができる。
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会は、世界最古の同名の薬局を併設しておる。14世紀に市庁舎として建てられたヴェッキオ宮殿は、今も市庁舎として使われている。サン・マルコ美術館はギルランダイオの「最後の晩餐」が有名。アッカデミア美術館にはミケランジェロの最高傑作「ダビデの像」が残っているが、そのレプリカは今もシニョーリア広場に置かれている。またこれらは代表的なもので、他にも無数のルネッサンスの遺産が町中に残っている。
また忘れてならないのがオペラ発祥の町であるということ。詳しくはこのブログの第1回「オペラとは?」(2007年5月18日)に書いているのでそちらを参考にして欲しい。
フィレンツェに現存するオペラハウスはテアトロ・コムナーレとペルゴラ劇場の2つ。ペルゴラ劇場の方は1656年開場という歴史を持つ劇場で、1,000席の座席を持っている。ヴェルディの「マクベス」を初演したことでも知られているが、現在はおもに演劇の会場として使用されている。さて、テアトロ・コムナーレだが、1852年に野外劇場として開場し、1883年に屋根が取り付けられ現在の形となった。外観はそっけないが、ホワイエや客席は豪華で、広い空間を持つ。プラテアの周りに1層のパルコ、その上に2層のガレリアという造りは、イタリアのオペラハウスにあっては馬蹄形ではなく、近代的なもの。音響がとても良いことでも知られている。フィレンツェのオペラシーンといえば、やはり5月音楽祭が有名であるが、これは1933年に始められ、今年で71回目を迎えた。オペラだけでなく、オーケストラのコンサートやバレエ、ピアノなど多彩なプログラムが組まれている。

丘の上のミケランジェロ広場よりアルノ川とヴェッキオ橋を望む

開演前の劇場(テアトロ・コムナーレ)風景









