イタリア・オペラ日記 第4回 ボローニャ
今週はボローニャ・テアトロ・コムナーレの「ノルマ」。
4月29日は、まず朝からボローニャの市内観光。この町はエミリア=ロマーニャ州の州都だが、ポー川流域の穀倉地帯の最南端に位置する。ミラノ・ヴェネツィア・フィレンツェという大都市の中間にあり、古くからエミリア街道の要衝の地として栄え、さまざまな文化が自由に入ってきた歴史を持つ文京都市。ボローニャ大学はヨーロッパ最古の大学として世界的に有名で、ダンテやコペルニクスやガリレオらも学び、多くのノーベル賞受賞者を輩出してきた。現在市立図書館になっている旧大学にある17世紀の解剖学教室は、ボローニャ観光でも見逃せないところである。
他の見所としては、見事なゴシック建築のサン・ペトロニオ教会や旧市庁舎、中世の町並みがそのまま残っている。また、ポルティコと呼ばれる柱廊が道沿いに立ち並び、厳しい風土の中、市民の憩いの場となっている。そして高低2つの斜塔が並んでいるのも非常に珍しいが、市街地の中心に他の建物に囲まれるように建っているため、残念ながらあまり目立たない。旧市庁舎前にあるネプチューンの噴水も有名である。
さてボローニャにあるオペラハウス、テアトロ・コムナーレである。古くから音楽が盛んな土地であったが、この劇場は、スカラ座よりも15年も早いという歴史を持つ。1763年にグルックの「クレリアの勝利」を作曲者自身の指揮によって開場した。その後もロッシーニ、ドニゼッティ、ヴェルディらその時代時代に活躍した作曲家たちの作品を上演してきた。特にヴェルディの「ドン・カルロ」、ワグナーの「タンホイザー」「ローエングリン」「トリスタンとイゾルデ」などのイタリア初演を行ってきた。
劇場は古典的な馬蹄形で、小さなプラテア(平土間)を4層のパルコ(ボックス席)と1層のガレリア(天井桟敷)が取り囲んでいる。空間はさほど大きくないが、壮麗な造りで音響も非常に良い。ホワイエにはワグナーとヴェルディのレリーフがある。ほとんどが予約会員のための席なので、チケットの取得が難しいことでも知られている。現在は、リッカルド・シャイーのあとを受けたダニエレ・ガッティが音楽監督を務めるが、非常に評価が高い。イタリア国内では、スカラ座に次ぐ第2のオペラハウスという名声を得ている。

サン・ペトロニオ教会正面外観

サン・ペトロニオ教会の壮麗な内部

旧大学の解剖学教室

ツインの斜塔
他の見所としては、見事なゴシック建築のサン・ペトロニオ教会や旧市庁舎、中世の町並みがそのまま残っている。また、ポルティコと呼ばれる柱廊が道沿いに立ち並び、厳しい風土の中、市民の憩いの場となっている。そして高低2つの斜塔が並んでいるのも非常に珍しいが、市街地の中心に他の建物に囲まれるように建っているため、残念ながらあまり目立たない。旧市庁舎前にあるネプチューンの噴水も有名である。
さてボローニャにあるオペラハウス、テアトロ・コムナーレである。古くから音楽が盛んな土地であったが、この劇場は、スカラ座よりも15年も早いという歴史を持つ。1763年にグルックの「クレリアの勝利」を作曲者自身の指揮によって開場した。その後もロッシーニ、ドニゼッティ、ヴェルディらその時代時代に活躍した作曲家たちの作品を上演してきた。特にヴェルディの「ドン・カルロ」、ワグナーの「タンホイザー」「ローエングリン」「トリスタンとイゾルデ」などのイタリア初演を行ってきた。
劇場は古典的な馬蹄形で、小さなプラテア(平土間)を4層のパルコ(ボックス席)と1層のガレリア(天井桟敷)が取り囲んでいる。空間はさほど大きくないが、壮麗な造りで音響も非常に良い。ホワイエにはワグナーとヴェルディのレリーフがある。ほとんどが予約会員のための席なので、チケットの取得が難しいことでも知られている。現在は、リッカルド・シャイーのあとを受けたダニエレ・ガッティが音楽監督を務めるが、非常に評価が高い。イタリア国内では、スカラ座に次ぐ第2のオペラハウスという名声を得ている。

サン・ペトロニオ教会正面外観

サン・ペトロニオ教会の壮麗な内部

旧大学の解剖学教室

ツインの斜塔








